エンジニア ネジザウルス

古いパソコンにPCI ExpressのUSB3.0拡張基板を取り付けるために、筐体のネジをはずそうとしてプラスドライバを回したら、力の加減がずれたのか、ネジの頭をなめてしまった。よく見ると、ネジが酸化でもしたのか、筐体に入ったギザギザがくっついてしまったようだった。油を付けても、ドライバが引っかからなくなったので、ペンチで廻そうとしたが、ガリガリいうだけで、回せなかった。
どうしようか考えていると、なめたネジを外すための工具があったことを思い出し、ホームセンターに行った。

特殊なネジ外しの溶液、ネジの頭に衝撃を与えて深い溝を彫って回すもの、それから、ネジザウルスという特殊なペンチがあって、ネジザウルスが在庫のみの最後の一個のセール品で安かったので、ネジザウルスを買った。
–Engineer,Inc ネジザウルス

使い方は簡単で、ペンチのような特殊なギザギザ歯で、ネジの頭を掴み回すだけで、呆気なくネジが回った。気をつけることは、長いペンチのような工具なので、ネジに対して垂直にしてつまむ必要があり、それだけの空間が手元に必要だと言うことだ。

たったこれだけで千七百円は高いようにも思ったが、ネットで調べると、狭い空間でも使えるタイプのネジザウルスもあり、自衛隊仕様などいくつか種類があった。また、グッドデザイン賞、DIY協会賞、文部科学大臣賞などを受賞しており、おそらく現場では必須の工具になっているようだった。
必要なときには必須ではあり、買って良かったのは確かで、ひとつ持っておくと安心ではある。

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