古いPCモニターを買い替えた — Acer QG271M3bmiipx 27インチ ゲーミングモニター。ついでにHDMIケーブルも買い替えた。

ドスパラでパソコンとセットで購入していたBenQの24インチのデスクトップ用モニターが、気が付けば、ちょうど10年間使い続けていたので、新しく買い換えることにした。パソコンショップへ行って、一通り見て回っていて、気に入ったモニターがあった。ちょっと迷ったが、最近、臨時収入があったので、奮発してゲーミングモニターを購入してしまった。

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モニターを購入して持って帰ってから気付いたが、今のデスクトップパソコンのグラフィックボードのGeforce GTX1650のインターフェースが、HDMI2.0bだったのに、HDMIケーブルはハイスピード・ケーブルを使っていた。BenQモニターがリフレッシュレート60Hzなので、今まで、それで問題なかった。新しいモニターは、180Hzまでリフレッシュレートがあるので、この機会に、ウルトラハイスピードのHDMIケーブルに買い替えた。

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使い心地は、BenQのTNパネルから、IPSパネルに変わって、映像は綺麗になったようには感じたが、性能と価格で考えると、それほどでもなかった。サウンドは、ステレオサウンドになって、格段に良くなった。格闘対戦ゲームDead or Alive6の動きがスムーズになるかと思ったら、全く変わりなし。金をドブに捨てた、と思って、落胆していたが、風呂に入っている時に、ゲームのオプション項目のグラフィックス設定があったことを思い出し、ゲームのグラフィック設定で解像度を上げたら、画像が格段に綺麗になった。しかし、リフレッシュレートが60Hzから180Hzになったはずなのに、動きが滑らかになったように見えなかった。リフレッシュレートの変更は、Dead or Alive6の設定には含まれていなかった。

Acerが、モニターの設定を変更するプログラムAcer Display Widgetを提供していたので、Acerのホームページからダウンロードして、インストールして起動した。モニターの現在状態を確認したら、モニターのリフレッシュレートは60Hzのまま動作している。不良品にあたったのかと後悔した。

何かないか、と調べていると、NVIDIAコントロールパネルという常駐ソフトが動作しているのを見つけた。NVIDIAコントロールパネル画面を開いて、グラフィックボードのGTX1650の設定を見ていたら、解像度の設定で、リフレッシュレートを60Hzで指定されてしまっているのを発見。プルダウンの設定では、ネイティブの解像度は120Hzまでしかない。180Hzの選択肢がなかったので、FHDフルカラーでは120Hzが、GTX1650の性能限界なのだろう。

さらに、Acerのホームページの製品情報を読んでいたら、QG271M3シリーズのデバイスドライバを見つけたので、ダウンロード。zipファイルを解凍したら、.infファイルがあったので、ファイルを選択して右クリックで、「インストール」を実行した。デバイスマネージャでQG271M3が表示されるようになった。これでモニターに最適化された表示がされるのだろう、と思う。

手順としては、第一に、グラフィックボードの設定で解像度とリフレッシュレートの設定を変更。次に、モニターは基本的に自動で最適化されると思っていたが、そうでもないようなので、モニター用のデバイスドライバーや、メーカー提供の設定ソフトウェアをインストールしてみる。最後に、プレイするゲームの中のグラフィックとサウンドの設定を変更する。最低でも、こういった三段階の変更が必要だろう。こういったゲームソフトとモニターとグラフィックボードの相互の最適な設定のやり方が分からないと、素人では、高いモニターを買ったのに性能が出ない、という誤解を招くのではないかと思う。

他の設定としては、Windows10のディスプレイ関係の設定がある。それで、「HDRを使用する」をONにすると、かなり処理が重くなった。HDRは映画や高解像度の写真を見る場合は必要だが、動きの速い格闘対戦ゲームをするときは、動きが遅延するので、結局、OFFに戻した。

今回、分かったことは、高機能モニターの性能を生かすも殺すも、いろいろな設定の組み合わせ次第ということだ。非常に手間が掛かるが、画質を優先するのか、動きの速さを優先するのか、トライ&エラーで自分の最適解を見つけるしかない。とりあえず、私は満足のいく買い物ができた。

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