ドスパラ THIRDWAVE DX-R3 メモリ16GB搭載モデル — Windows11のローカルアカウントでのセットアップ

VH-AD3Lを購入してから、ちょうど、七年間経過した。付属の純正ACアダプターが断線して、使い物にならなくなったが、Amazonで変換プラグ付きのACアダプターを購入して、だましだまし使い続けてきた。

来年の10月にはWindows10のサポートが終了するし、VH-AD3Lのハードウェアはアップグレードに対応していないので、買い替え時だと思った。まだWindows11は使ったことがないので、その予行演習にもなる。購入したのは、またもドスパラのノートパソコン。

— ドスパラ THIRDWAVE DX-R3 メモリ16GB搭載モデル(Amazonに、なぜか商品がなかったので、Core i5の方の同類機の商品リンクを張っておきます。値段とCPU以外は同じです)ノートPC パソコン THIRDWAVE DX-R5 Core i5-1335U/16GBメモリ/500GB SSD/15.6フルHD/Windows 11 Home 12777-4539

VH-AD3Lは、ドスパラで下取りしてくれて、DX-R3の値段から3,000円値引きとなった。購入したパソコンの箱の中に入っていた佐川急便の伝票で、佐川急便に電話で引き取りを依頼し、引き渡した。重大な破損でなければ、故障したパソコンでも良いので、ACアダプターが断線していただけで、正常に動作していたVH-AD3Lを受け入れてくれた。これは、助かる。

それにしても、VH-AD3Lを工場出荷時の状態に戻すため、USBメモリへ作っておいた回復ドライブでWinodws10をクリーンインストールしようとしたが、「ディスクが少ないため、できません」とかいうメッセージを表示して、初期状態に戻すことができなかった。これまで何回か、パソコンをUSBメモリの回復ドライブでクリーンインストールしようとしたことがあるが、一度も成功したことがない。これって、意味のない機能ではないだろうか?マイクロソフトを信用してはいけないという教訓だろう。だが、もちろんWindows11の本機でも、すぐにUSBメモリへ回復ドライブを作った。(^_^;;;

今回、購入したDX-R3は、OSがWindows11 Homeなので、「ローカルアカウントで「Windows 11 Home」をセットアップする方法」を参照しながら、初期セットアップを行った。ネットワーク接続を要求する画面で、Shift+F10でコマンドプロンプトを起動。taskmgrコマンドを入力してタスクマネージャーを起動。「ネットワーク接続フロー」というプロセスを終了させて、上記の記事の第一の方法通りにローカルアカウントを作成しようとしたが、エラーになって、ネットワークへ再接続するよう表示されてしまった。もう一つの方法で、Shift+F10でコマンド プロンプトを起動。「.¥oobe¥BypassNRO.cmd」コマンドを実行してみた。今度は、画面の下の方に、[インターネットに接続していません]というリンクが現れ、上記の記事の通り、ローカルアカウントのセットアップ処理に進むことができた。この方法も、いつまで利用できるのか不安だ。実質的な、Microsoftアカウントの強制だ。

それにしても、Windows11は酷いOSだ。今だと、バックアップのOneDriveへの強制同期で課金される恐れがあり、速攻でOneDriveアプリを削除した。OneDriveは、Microsoftアカウントの5GBのネットワークドライブがリンクされるので、Microsoftアカウントでログインしなければ、強制同期はされないはずだ。しかし、Windows Updateをすると、いつの間にか、また「Microsoft OneDrive」がインストールされるとのことで、Windows Updateの後は、必ずチェックすることにする。

早く、実用に足るLinuxディストリビューションが現れてくれないだろうか。一万円くらい払っても、購入するつもりだ。— 寄付はしない。提供側は責任を持った継続的なサポートをするべきで、その対価を要求しない善意に基づいたシステムは必ず破綻するからだ。実際、オープンソースだった主要なソフトウェア(例えば、MySQL、OSDN、GitHubなど)は、いつの間にか大手に買収されてしまっている。そうなると、もう、ボランティアのフリーソフトウェアではないわけで、ボランティアの仮面を被った「質の悪いビジネス」だと思う。***個人の意見です。(-_-) ***

Windows10で動いていたソフトウェアが動作しなくなる不安があったが、特に問題は起きなかった。一番心配だったVertical Editorは、拍子抜けするほど、何の設定もなしにWindows11で動いた。編集と保存なども今のところ異常はない。それどころか、Windows10でずっと放置されていた、縦書きの縦棒が横棒で印刷される不具合が、解消されていた。Windows11でVertical Editorが正常に動くのは、とても嬉しい。通信ソフトは、Windows10で動作しなくなったので、VH-AD3S proのManjaro Linuxのwine上で動作させている。同様にWindows11で動くようになっているかもしれないが、今更、元に戻す気はない。(2024/9/14 追記) Windows Updateを適用したら、Vertical Editorやその他のフリーソフトウェアの起動がブロックされるようになった。秀丸メールはブロックされなかった。Smart App Contorolという機能で、何の予告もなく、Microsoft Storeに登録のないソフトウェアを、実行できなくしたらしい。Smart App Controlの設定を探し出して、機能をオフにして元に戻した。しかし、再インストールしないと再びオンにできないとか警告が出る。脅しのつもりだろうか?セキュリティを錦の御旗にしてマイクロソフトはやりたい放題だ。

Windows11の数少ないプラスな点として、macOSのデスクトップの真似なのだろうが、タスクバーの中央へスタートメニューや検索があることだ。最初は面食らったが、意外と使いやすい。余計なアイコンを多数表示するウザさは、従来のWindows通りだが、、、。不要なピン留めアイコンを削除し、メニューの設定を変更した。まだ、時々、デスクトップの左下角へマウスを無意識にもっていってしまうが、このまま使い続けることにした。

DX-R3のACアダプターは、19V 3240mA 65Wの電源だった。内径は、以前購入した変換プラグの内径1.7mm/外径4.0mmのプラグが差し込みできた。実際に使えるのかは、65WのACアダプターを持ってないので、分からない。Type-CのUSB PDの電源入力もできるので、VF-AD4の45W用を接続してみたが、利用中に、どんどんバッテリーが消耗していった。モバイルバッテリー用に購入した65WのUSB PDの充電器で電源供給したら、しっかり充電してくれた。本体付属のACアダプターのコードの長さが1.5m弱で、DX-R3の置き場所がコンセントから距離があるので、Type-C PD用の2mのケーブルと、65WのUSB充電器を購入しようかと考えている。

DX-R3のハードウェアは、キーボードが良くない。手のひらを押し付けると、ぺこん、と、たわむ。キー配置も、正面からずれている。ブラインドタッチには向かない。ファンの音も大きい。Core i3は最大4.5GHzで動作するし、M.2 NVMe SSDの高速性能。65W電源が必要なだけあって、発熱も大きいのだろう。15.6インチなので、面積は広いが、それほど重くはない。RJ45のギガビットLANのコネクタでネット接続できるが、コネクタの抜き差しが非常に難しかった。Wifi6があるし、壊すのが怖いので、ギガビットLANは使わないようにした。また、裏面に、追加のディスクやRAMを換装する小窓のような留め蓋がないので、裏蓋のネジを全部外して全体を開けることになる。そうすると、購入直後でも、補償対象外になってしまうので、増設やディスク換装はしないことにした。

Windows11は、8GBのRAMやCeleron CPUなどの低スペックでは、もう使い物にならないだろう。NVMeのSSD、16GByte RAM、Ryzen5/Core i3程度のスペックが必要だ。DIYでの構成変更は、ライセンス認証の問題やMicrosoftアカウントの強制で難しくなってしまっている。ミニマリストで改造大好きの人間には、堅苦しく感じる。早く、LinuxでデスクトップOSのビジネスサービスを展開してくれるメーカーが現れて欲しい。Linuxでなくてもいいが、、、

カテゴリー: パソコン パーマリンク

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