2025年10月1日の早朝、いつものようにドスパラのノートパソコンDX-R3の電源を入れたが、Windows11の背景付きのパスワード入力画面の後、真黒な画面になって、デスクトップ画面へ進まなかった。マウスの矢印は表示され、動かすこともできる。しかし、そのまま先へ進まない。昨日の夕方までは正常に動作していた。強制シャットダウンして、何度繰り返しても同じだった。
ウィルスかと思ったが、ウィルスバスターを入れて、毎日、自動チェックしている。10月1日という日付で思い付くのは、Windows10のサポート期限がもうすぐということぐらいで、Windows11には関係ない。ハードの故障を疑って、F7でファームウェアを起動して(ファームウェアは正常に起動した)、ハードウェア、特にSSDの認識ができているかなど、システム状態を確認していった。ハードウェアはどれも正常に認識しているようだった。関係なさそうな項目もチェックしていって、ふと、セキュアブートの項目が目に留まった。
私は、USB接続の外部ディスクからMX-Linuxを起動して、お試し利用をしていて、セキュアブートを無効にしていた。まさか、、、、とは思ったが、マイクロソフトは自社の利益のためには、何をやるか分からない。セキュアブートを有効に戻し、シャットダウンし、電源を入れたら、正常にWindwos11が起動した。まさか、と思ったことが、正解だった。さすがマイクロソフト! だが、これが正解だとすると、世界中でWindowsとLinuxを切り替えて利用しているユーザーが大変なことになると思うのだが、どうなっているのだろうか?回避方法はあるのだろうか?
しかし、私も仕事で忙しいので、回避方法を追及する暇はない。誰か、専門家が回避方法を発見してくれるのを待つしかない。