シェアウェア 秀丸メール単体の購入

無料のメールソフトということで、Windows7のままの古いパソコンではMozilla Thunderbirdを利用していた。利用回数の多くないパソコンなので余り気にしてなかったが、メインのパソコンで利用しているメールソフトに比べると、Thunderbirdの起動が異常に遅く、送受信の時に謎のセキュリティ確認メッセージが表示されることが多く、例外で承認を認めるようOKボタンを押しても、何かの拍子にまた表示されることがあり、先日また発生したので、もう嫌になった。一年後にはそのパソコンは買い替えする予定で、その時の移行作業が容易になるよう、継続して利用できるメールソフトに乗り換えることにした。

いろいろ吟味してみた結果、マルチアカウントで迷惑メール対策機能を持ち、アドインが充実している、メインのパソコンで利用している秀丸メールへ移行した。フリーソフトで有名なSylpheedはノートパソコンで利用しているが、マルチアカウントが標準機能でなく振り分け設定で付け焼刃で対応するしかないため、その設定が煩わしく、無料ではあるが物足りなかった。

Thunderbirdには標準で移行ツールがないので、アドインを探してインストールした。その際、アドインのバージョンが古いというメッセージが出て混乱したが、最新版を何とか探し出した。アドレス帳はCSV形式で出力した。最新版の秀丸メールをインストールして、アカウントとローカルフォルダを手動で作成して、UNIXBOX形式のデータを1フォルダずつインポートしていった。起動して送受信テストをしたが、驚くほど高速。なんで今までMozilla Thunderbirdなんて我慢して使っていたのかと自分に呆れてしまった。(まあ無料だったから)

メインのパソコンは秀丸エディタを利用していて、そのライセンス購入をしていたので、秀丸メールはそのライセンスの付属で追加料金なしで利用できていた。今回は別パソコンでの秀丸メール単体利用なので、支払いをしなければならない。一応、三十日?くらいはお試し利用でき、支払い催促メッセージと制限を許容すれば使えるのだが、メインパソコン用の秀丸エディタのライセンスを購入したのは二十数年前のことでもあり、秀丸メールの使い勝手の良さを改めて実感したので、秀丸メール単体のライセンスを購入することにした。(2,200円税込 2020/10/11現在)秀丸開発元のホームページ(https://hide.maruo.co.jp/)にアクセスして支払い方法を確認すると、クレジットカードでの支払いができるようになっていた。(PGマルチペイメントサービス、ベクターシェアレジ、PayPal)何年か前に必要があって、PayPal口座を作ったことを思い出し、PayPalで支払うことにした。クリックすると支払い用画面が開いて、「PayPalで支払いする」ボタンをクリックすると、PayPalへ移動。ログインすると、PayPal口座の残高と足りない分はクレジットカード払いという設定が自動で表示され、それで支払いを行った。二十分後くらいにPayPal登録していたメールアドレスへ支払い領収書のメールが送付されてきた。秀丸開発元から暗唱番号通知のメールを待った。

ちなみに、Mozilla Thunderbirdのデータ削除だが、プログラムだけアンインストールしてもメールデータや設定は残ってしまうらしい。ネットで検索すれば情報があるので、覚書として簡単に記述しておく。Thunderbirdを起動して、ツールメニューのアカウント設定を選択して、さらに「アカウント操作」を選択すると操作画面が表示される。操作画面内の「メッセージデータ削除」にチェックして削除ボタンクリックすると削除される。複数のアカウントがある場合、一つずつアカウントを削除していく。Windowsメニューから「ファイル名を指定して実行」で”C:\Program Files (x86)\Mozilla Thunderbird\thunderbird.exe” -pを実行。操作画面が表示されるので、「プロファイルを削除」ボタンをクリックして、確認画面で「ファイルもすべて削除」をクリックすると、プロファイル情報が削除されるので「終了」で画面を閉じる。それが終わってからコントロールパネルからプログラムのThunderbirdをアンインストールする。

翌日の昼頃に、開発元からPayPal口座登録のメールアドレスへ暗唱番号通知メールが来て、秀丸メールの登録画面で登録して、無事終了。やっぱりお金を払わないと良い物は手に入らないんだな、と思った。

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