結局、いつも通り、Manjaro Linux Xfceをインストールすることにした。ちなみに、私がLinux初心者にLinuxを進めるとしたら、一番はLinux Mintだ。あのユーザーに優しいインストールと初期設定と、ツール群は素晴らしいし、動作が安定している。しかし、昔と違って、最近のLinux Mintは大きめのRAMが必要となり、動作がもっさりとしている。今回のような貧弱なハードでは選択肢にもならない。
Manjaro Linuxをインストールして、Steamゲームを試してみた。Dead or Alive 5は、起動オプションの設定が必要だが、とても快適に動作した。Dead or Alive 6:Core Fightersを、インストールした。Proton Experimentalを適用するだけで問題なく動作したが、性能不足でスローモーションでキャラクターが動いてしまい、ゲーム内のグラフィック設定で、解像度と画質を、かなり落とさなければならなかった。Linux上で動作させると、ゲームの推奨動作環境より2割増しのハードウェア性能が必要な感じだった。(公開した後で気付いたが、グラフィックスについては、私の勘違いで、DX-R3はインテルUHDグラフィックスの性能しかなく、Dead or Alive 6はGeForce GTX 1060が推奨性能だった)
Linux Mint上で公式版をインストール(Flatpak版もある)。Claws Mailは、日本語に対応している。アカウント作成は自動設定ウィザードが起動するが、アカウントの細かい自動設定まではしてくれないようだ。そのままでは送受信できなかった。送信ポートの変更(25から587への変更)などは、自分で変更した。基本的知識があれば、すぐ修正できる。簡単で、軽快に動作する。複数アカウントにも対応していて、満足。Linuxでは、これをメールクライアントとして利用しようと思う。移行時の注意点としては、秀丸メールから、メールをClaws Mailへ移動する時に、メッセージタイトルが文字化けした。対処方法は、秀丸メールからのエクスポートの時、UNIX MBOX形式で、さらに「エンコード」にチェックをいれれば、文字化けせずに正常にインポートしてくれた。
使い心地は、BenQのTNパネルから、IPSパネルに変わって、映像は綺麗になったようには感じたが、性能と価格で考えると、それほどでもなかった。サウンドは、ステレオサウンドになって、格段に良くなった。格闘対戦ゲームDead or Alive6の動きがスムーズになるかと思ったら、全く変わりなし。金をドブに捨てた、と思って、落胆していたが、風呂に入っている時に、ゲームのオプション項目のグラフィックス設定があったことを思い出し、ゲームのグラフィック設定で解像度を上げたら、画像が格段に綺麗になった。しかし、リフレッシュレートが60Hzから180Hzになったはずなのに、動きが滑らかになったように見えなかった。リフレッシュレートの変更は、Dead or Alive6の設定には含まれていなかった。