VH-AD3L インテル ( R ) マネジメント・エンジン ( ME ) の脆弱性対策ファームウェアの更新方法

前回の記事で、Windows7のデスクトップをWindows10正規版にアップグレードするためにドスパラのホームページのサポート情報をいろいろ検索している時に、VH-AD3LのWindows10用ドライバのダウンロードページを見つけたのだが(***後日、これは間違いだと分かった。VH-ADという旧機種のドライバだった)、その後、以下のようなサポート情報を見つけてしまった。
–インテル ( R ) マネジメント・エンジン ( ME ) の脆弱性対策ファームウェアの更新方法

製造番号から対象製品を検索することができて、試しに私のVH-AD3Lの製造番号を入力してみると正に対象製品であった。ゴールデンウィークでもあるし、暇潰しにファームウェアの更新をやってみることにした。

まず、「 Intel-sa-00086 検出ツール 」 で本当に必要かどうか確認できるということだったので、更新手順ページのリンクをクリックして、インテルのホームページからツールをダウンロードして実行した。そこでも、やはり脆弱性があるという表示がされた。

ドスパラのホームページに戻って、ファームウェア更新手順のページで、VH-AD3L用の更新ツール「AD3L.zip」をダウンロードし、ホームページの手順と同じようにダウンロードフォルダ内で展開した。理由はよく分からないが、二度、順番にファームウェアを更新しなければならない。再起動して、起動時にF2キーでUEFIのバージョンを確認したら、現状のファームウェアはN.1.02で、ツールを使って、まずN.1.05へ更新し、次にN.1.07に更新する手順だった。

ホームページの手順通り、AD3L_N.1.05フォルダ内のF.batを管理者権限で実行した。DOS窓が開いて、何やら英語で間違いがないようにして実行するよう警告が表示され、「続行するには何かキーを押してください・・・」とあったのでキーを押すと、何も実行せず一瞬でDOS窓が消えた。それでも手順通り再起動されるのを待っていたが、いつまで待っても再起動されない。何度試しても同じだった。念のためウィルス対策ソフトを無効にしてみたが、やはり同じだった。

少し考えてみて、F.batをテキストエディタで開いて、内容を確認した。懐かしいDOSコマンドが並んでいて、英語の警告文を表示した後は、キー入力待ちし、文字表示をクリアして同じフォルダ内の実行ファイルをオプション付きで実行するだけだった。特におかしな記述はないように思った。もう十年はDOSコマンドを使用していないと思うが、ehoコマンドで警告文の文字列を表示し、pauseコマンドでキー入力待ち、文字列クリアまでは実行できているようなので、その後の実行ファイルの起動に失敗して、何もせず、DOS窓が終了しているようだった。そういうDOS窓の終了の仕方は昔よく見たことがあった。どういうケースだったか考えて、思い出したのが、カレント・ディレクトリの場所がどこなのかということだった。DOS窓を起動した直後は、ユーザーのホーム・ディレクトリ(C:\Users\user_name\)がカレント・ディレクトリになっていて、当然そこにはF.batで指定した実行ファイルは存在しない。そのため、何も実行せず終了していたのだと分かった。

そこで対処方法として、スタートメニューからDOS窓を起動して、cdコマンドでF.batのあるダウンロードフォルダ内のAD3L_N.1.05フォルダにカレント・ディレクトリを移動し、dirコマンドでF.batがあることを確認。コマンドラインでF.batを入力してEnterを押すと、予想通り、実行ファイルが起動されて、進行状況も随時表示され数分で再起動された。念のため、手動で再起動しUEFIのファームバージョンを確認。無事N.1.05になっていた。同じ方法で、AD3L_N.1.07フォルダ内のF.batを実行し、これも同様に成功した。

ファームウェア更新後は、タッチパッド無効が解除されていたので、FnキーとF6キー同時押しで無効に戻した。

無事終わったことはよかったが、ホームページの手順通りにやって実行できないのに、誰からも文句はなかったのだろうか?以前の記事でドスパラのサポートのレベルの低さについて書いたが、個々の問い合わせには対応しても、間違ったサポート情報の記事を訂正することを誰も思いつかず、そのままになっているだけなのかもしれない。今回もサポートを当てにせず、自らの能力で乗り越えることができ、ドスパラのサポートの無能さを改めて確認できた。

カテゴリー: パソコン | コメントする

ORICO 2.5 → 3.5変換 2.5インチ HDD/SSD 変換マウンタ SATA3.0 インタフェース内蔵 3.5インチサイズ 変換ブラケット ネジ付き ブラック

来年の1月14日で、Windows7のサポートが終了する。WindowsXPのサポート終了の時は、あまり使用してなかったノートPCだけがXPだったので、サポート終了後も二年近く利用していた。しかし現在、毎日利用しているデスクトップとノートPCの二台が、Windows7だ。ノートPCはファームが古くBIOSなので、Windows10にアップデートはできないことが分かった。もしかしたら、方法があるのかもしれないが、メーカーのWindows10対応機種の一覧に入ってなかったし、そこまで執着はないので、また二年くらい使ってから買い替えすることにした。デスクトップの方はUEFIのファームウェアだったので、Windows10のライセンスさえ購入すれば使えることがわかった。

いつもは組み立てパソコンのためのDSP版を購入するが、Winodws10はライセンス認証が非常に厳しくて認証されないという情報をよく見掛け、HDDとかの部品を抱き合わせで購入する必要があるし、正規版との価格差は数千円程度なので、今回は、思い切ってWindows10正規版を購入しよう、、、、、、、、、

・Microsoft Windows10 Home Edition正規版

と、そう考えていたのだが、ハードウェア知識のない素人考えであったことがわかった。確かにWindows10はインストールできるが、マザーボードのデバイスドライバがメーカー(ASUSやGIGABYTEなどのマザーボードメーカー)から提供されているかどうか、という問題があった。Windows10の標準デバイスドライバで動作するのであれば問題ないが、オーディオやネットワーク関連は各社で固有なデバイスを使用しているので、性能を引き出せない。古いマザーボードについてはWindows10のドライバを提供してないことがある。私のデスクトップパソコンはまさにそれで、H61というIntelチップセットのドライバを提供していなかった。というわけで、デスクトップパソコンはWindows7のまま二年ほど使って買い替えることにした。

以前、BUFFALOの外付けDVDドライブを買ったと書いたが、実はその時ついでに、デスクトップの移行作業用にと考えて、3.5inch->2.5inch変換マウンタを一緒に購入していた。

・ORICO 2.5 → 3.5変換 2.5インチ HDD/SSD 変換マウンタ SATA3.0 インタフェース内蔵 3.5インチサイズ 変換ブラケット ネジ付き ブラック


その時は、Windows10の正規版にアップグレードするつもりで、せっかくHDDコピー機能のあるHDDスタンドを持っているので、デスクトップの3.5HDDを使用していない2.5HDDにコピーして取り換えて、正常に動作するのかゴールデンウィークに試してみるつもりだった。(Windows7のまま)その必要がなくなって、無駄な買い物になってしまった。

調べたことなので覚え書きとして書き残しておくが、Windows10正規版を購入してアップグレードする場合の手順は以下のようになる。2.5inch HDDにHDDスタンドを使用して丸ごとコピーしてから、3.5inchHDDにWindows10をクリーンインストールするのだが、Windows10用のドライバを事前に確認しておく必要がある。特にメインボード用のドライバは付属のWindows7用のドライバCDには入ってないので、型番などを確認して、各メーカーのホームページからダウンロードしなければならない。同じWindows7同士なら「Double Driver」というフリーソフトでドライバを移行することができるらしいが、Windows10へのアップグレードなので使えない。それより大事なのがWindows7のプロダクト・キーを確認しておくことで、Windowsのインストールディスクなどにラベルがあるのならよいが、見当たらない場合は、「Windows Product Key Viewer」というフリーソフトで調べなければならない。コンピューターのプロパティで表示される「プロダクトID」は全然別物なので、クリーンインストール前にやっておかなければならない。いつかVH-AD3LをSSDに換装して、SSDにシステムをインストールするつもりなので、この情報は有用だと思う。VH-AD3L(VH-ADシリーズのカテゴリで)のドライバ類はドスパラのサポートページからすべてダウンロードできるので、ドライバも含めてクリーンインストールできそうだ、、、、と思ってたのだが、全然別物だと分かって問い合わせしたが、VH-AD3Lのドライバは公開拒否されてしまった。自力でやるしかない。(2019/9/16訂正)

カテゴリー: PCパーツ | コメントする

海外ドラマ ツインピークス:リミテッド・イベント・シリーズ デビッド・リンチ

平成最後のゴールデンウィーク・デイにツインピークスの新シリーズをGEOのレンタルで見た。なぜTSUTAYAでないのかといえば、旧作が一週間100円だったからだ。レンタルDVDを借りるのは十年振りくらいだったが、TSUTAYAはかなり値上げをしていた。旧作も240円も取っていたので、家から遠くではあったがGEOまで車で行った。

–ツインピークス:リミテッド・イベント・シリーズ デビッド・リンチ

ちなみにツインピークスは直訳すれば「二子山」という意味だ。感想はというと、今回は全くと言っていいほどストーリー性がなく、劇中劇のような本筋に関係ないシーンが断片的に、しかも、別々の流れが並行して続き、忘れたころに前置きもなく挿入されてきて、話が何かに収斂していくというより際限なく横滑りしていく感じだった。結末もなく謎は謎のまま放り出されるようにして終わり、デビッド・リンチらしい演出ではある。主な配役が二十五年前と同じ俳優(一部は前作の使いまわしとCG)を使っているので、当時は若くて美人だった女優(女子高校生役も)が何人も再出演していて、デビッド・リンチ的エロス表現もあり、熟女ものAVを見ているような気持ちになる場面もあった。とりあえず、最後まで見た。

作品としては悪くない、というか、長回しのシーンが異常に多く、普通は時間の節約のために省略やカットする動作を一連の流れとして、「ドラマ的」な演出を排除し「普通にやっている」仕草や反応を見せることに徹底しているように感じた。ストーリーや出来事の意味に拘る視聴者だと退屈だろうが、サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』のような無意味の意味を感じるようなドラマではあった。不条理で夢見ている本人にも理解不能な、意味の分からないイメージが際限なく続いていく夢を見ているような感じだといえば、良いだろうか?とにかく、リアルさと幻想とパロディが混在した、デビッド・リンチらしい作品を見ることができたので満足できた。

しかし、私にとってデビット・リンチといえば「ブルーベルベット」が最高傑作だ。まだ高校生くらいのカイル・マクラクラン(ツインピークスと同じ主人公)が出ている。「デューン砂の惑星」にも主役で起用している。デビット・リンチは同じ俳優を使い続けるのだが、手塚治虫が同じキャラクターを別の作品に脇役などに使ったりするのと同じ感覚なのだろうか?それはともかく、この作品ではサディズムとマゾヒズムと人間の良心の闘争というか葛藤というか、言葉にしにくい雰囲気が一貫して感じられ、他に似たような作品を思い付かない。

–映画 「ブルーベルベット」

今回ツインピークスを見た理由は、最近は映画も作ってないようだし、高齢になったデビッド・リンチの作品はこれが最後かもしれないと思ったからだ。私はデビッド・リンチとか、リュック・ベッソンとか癖のある一般受けしない監督の作品が好きなのだなあ、と思った。

カテゴリー: レンタル, 映画/ドラマ | コメントする

BUFFALO ポータブルDVD/CDドライブ USB2.0規格 DVSM-PLV8U2-BK/N

私はノートパソコン二台とデスクトップパソコン一台を持っているが、古いノートパソコンにインストールしていた「筆まめ」をデスクトップに移動することにした。理由は、ノートパソコンの画面が小さく「筆まめ」の年賀状作成がしにくいことと、ハードディスクの空き容量を増やすためだった。元々、デスクトップパソコンを買い替える前、一時的に古いノートパソコンにインストールしていただけで、一年に一度しか利用せず、何年もずっと、そのままになっていたのだった。

ところが、「筆まめ」のインストールDVDをデスクトップのDVDドライブが認識しなかった。何度抜き差ししてもダメだった。少し考えて、近所のジュンテンドーに走って、DVDドライブ用のレンズクリーナーを買ってきた。

エレコム レンズクリーナー ブルーレイ DVD CD 読み込みエラー解消 湿式 【日本製】 CK-MUL3

クリーニングは正常に終了し、クリーナーCDの終了音声も再生されたので、機械的に壊れてはいないようだった。それでも、インストールDVDを認識しない。手持ちのディスクを片っ端から読ませてみると、認識できるものとできないものがあった。ディスクに傷はなかった。両者を分けて置いてみると、認識できたものは全てCDで、認識できなかったのはDVDだった。それでネットを検索してみると、ちゃんと情報があって、ほとんど使用してなくても経年劣化で内部のDVD用光学レンズが壊れることが、よくあるということが分かった。

どうするか、ずいぶん悩んだ。デスクトップはDVDを読まないだけで正常だが、ウィルスに感染して緊急にWindowsのインストールDVDでクリーンインストールをする可能性がある。また、私の外出先用ノートパソコンのVH-AD3Lはディスクドライブ自体がないので、利用頻度は少ないが外付けDVDドライブを購入することにした。何より「筆まめ」をはじめとする市販ソフトのインストールDVDがいくつかあり、古いノートパソコンはWindows7なので今年の9月に買い替えするのだが(来年一月でサポート期限のため消費税増税前に)、DVDドライブのないノートパソコンの方が普通になってきている現状がある。

BUFFALO ポータブルDVD/CDドライブ USB2.0規格(USB3.0ポート搭載のパソコンでも利用可能) 国内メーカー ブラック DVSM-PLV8U2-BK/N

この商品は、USB2.0規格だが、基本的にCD/DVDドライブのデータの読み書きは非常に遅い(機械としての速度では)ので、本体へのデータ伝送だけ早くても意味はないので、USB3.0のものを購入する必要性はない。過疎になった田舎に大金を投入して作った幅広の道路が、いつもガラガラであるのと同じ理屈だ。

さらにネットで調べていると、USBバスパワーの周辺機器はACアダプターは必要ないが、結構、USBバスパワーでは電力不足になってDVD書き込みの途中で停止したりして、安定しないらしい。DVD書き込みで何枚も無駄にしたという記事が多い。それで思い出したのが、以前の同僚が仕事用のノートパソコンに、USBメモリやらDVDドライブやらUSBバスパワーの周辺機器をいくつも接続しまくって、周辺機器だったか、ノートパソコン本体だったか、動作しなくなって故障だと騒いでいたのだが、何のことはない、ノートパソコン本体の電源能力以上の電力をUSBバスパワーの周辺機器へ供給したため、電力不足になっていただけだった。VH-AD3Lは薄くて、見るからに電源のW数が少なそうだった。

それでまた、いろいろ悩んだ挙句、オプションのACアダプターを購入することにした。1.5mほどの給電コードがついて、電源も安定するだろう。

BUFFALO ポータブルHDD向け給電用ACアダプター AC-DC5PSC2

結構、時間と手間とお金がかかってしまったが、デスクトップに「筆まめ」をインストールすることができた、、、と言いたいところだが、問題が発生した。筆まめのデザイン、イラスト、電話帳のデータをインストールするのに二時間経過してもコピーを始めなかったのでキャンセルした。またまたネットで調べると、Windows Updateのパッチプログラムとの相性が悪く、インストール時に何かが阻害されて時間がかかっているらしい。一晩掛かったという記事もあった。筆まめのホームページから問題に対処するレジストリ変更するプログラムをダウンロード、実行して、翌日、再度インストールしたら二時間十五分ほどで終了した。過去に作った文面デザインとアドレス帳をコピーして無事終了。

それにしても、三月からパンツが破れたり、ノートパソコン用のマウスが壊れたり、履き古したズボンの股下が解れて買い替えたり、VH-AD3LのACアダプターが充電しなかったり、細々とした予想外の出費が多い。今回はデスクトップのDVDドライブが故障した。なぜだろう?春になったからだろうか?

カテゴリー: PCアクセサリ, PC周辺機器 | コメントする

漫画 「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」大西巷一 双葉社

最近になってこの漫画の存在を知ったのだが、また、知った時点でもう次回が最終回という、何ともタイミングが悪い話だが、月刊アクションというメジャーとは言えない雑誌だから仕方がない。

・漫画 「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」 大西港一:著

私は歴史劇画とかが好きで、作品の好き嫌いは別にして読むようにしている。今回は存在を知った時点で、コミックの一巻から購入(中古で買えるものは中古で)して読んだ。あまり漫画としての出来はよくないが、作者の性癖というか、嗜好みたいなところが少し変わっていて、フス戦争という中世の中欧の宗教戦争という、普通は取り上げられない場所と時代で、とても興味深く読んだ。

クマン兵というのが五巻辺りで出てきて、ヨーロッパに定着した騎馬遊牧民が大活躍――というか、天使のような乙女たちを捕虜にする悪逆非道な民族として描かれる。(巻末で作者の解説があるが、実際にあった出来事ではなく創作)これは読者サービスという以上に、作者の趣味が反映していると思われる。ただ絵柄が少女漫画風なので、いまいちリアリティに欠けるというか、エロの追求が足りないという感じではあった。シチュエーションだけは、当時の時代背景をよく調査しているのはよくわかったが・・・

現在の最新刊は十一巻だが、もう十二巻で終了になるらしい。まあ、過激な描写は多いが、ストーリーや人物描写が平板な感じがして、好きな題材・時代背景ではあるが、いまいち楽しめ切れないというのが正直なところだ。個人的には惜しいと思う漫画だ。もっと丁寧に時代背景や習俗を描いてくれればよかった。ともかく、最終話でどんな結末をつけるのか楽しみにしている。

カテゴリー: 書籍 | コメントする

エレコム 有線マウス レーザー 3ボタンMサイズ ブラック M-LS14ULBK

VH-AD3Lに使っていたサンワサプライの静音マウスの左クリックが効きづらくなっていた。無反応や誤操作をすることがあり、一年しか経っていないが、壊れたものは仕方がないので、買い替えることにした。
PCバッグのポケットに入れて持ち運ぶので、サイズが少し小さいものを探して、このマウスを買った。


・エレコム 有線マウス レーザー 3ボタンMサイズ ブラック M-LS14ULBK

静音マウスではないが、サイズはほとんど同じ(横と縦が数ミリ大きい)で嵩張らない。カチカチ音がするが、図書館のような静かな場所で連打でもしない限り、人の迷惑になるほどではない。

エレコムの製品だが、耐久性はどうだろう。また一年で壊れないように祈ろう。

カテゴリー: PC周辺機器 | コメントする

VH-AD3Lに利用できるACアダプターとDC変換プラグ

ドスパラのノートパソコン、VH-AD3Lを愛用しているが、ACアダプターを接続しているはずなのに、全く充電されてないことが何度かあった。数ヵ月に一回くらいの頻度だったので、DCプラグを奥まで差し込んでなかった不注意のためかと思っていた。

しかし先日、ACアダプターを正常に接続しているのに充電を開始しないことがあった。DCプラグを何度抜き差ししても充電しなかったので、コードを真っ直ぐにしたり、縒れを直したりしていると、充電するようになった。
接触不良か、断線なのか、とても細いコードなので、普通に曲げていても負荷になっていたのかもしれない。

保証期間を過ぎていたので、メールサポートにACアダプターだけ買いたい旨問い合わせをした。
すると、先々月まで販売していた商品(先月VH-AD3Sという新製品になった)だったのに、もう部品在庫がなく、入荷予定もないという、信じられない回答だった。

修理在庫がないというなら、
修理サポートで断線をハンダ付けするとか、新製品のACアダプターが流用できないかとか、解決法がないか追加で問い合わせた。

すると、保守部材は保有年数義務の対象外です、という回答。
先々月購入した人がいたら、保証期間内であっても部品がなくて修理不可能ということになる。

おいおい、ありえんだろ、と理由を挙げて突っ込んだら、しれっと別の担当者の名前で、修理センターに在庫が見つかったので、特別に販売しますとの回答がきた。送料込みで、四千円近くの値段を提示された。
(ちなみに、ホームページに記述はないが、VH-AD3Lは12V-2Aの電源規格、新製品のVH-AD3Sは12V-3.5Aの電源規格、と違っていた。しかも普通のノートパソコン用の大きなACアダプターに変わって、持ち運ぶのは無理そうだ)

激怒を通り越して、もう呆れてしまって、回答は無視して、中古のACアダプターがないか探していると、12V2Aで変換プラグ8種類の付属したACアダプターが見つかった。しかも、レビューでVH-AD3L用に購入してちゃんと充電できているとのこと。レビューにすかさず「役に立った」をクリックして、購入。
・【PSE規格品】12V2A 汎用 ACアダプター スイッチング方式安定化電源 プラグ外径5.5mm(内径2.1mm)+ 8種DCプラグアダプター

メーカー名も説明書も保証書もない怪しいバルク商品だったが、レビューの通り、あっさり接続、充電できた。

(2021/10/27 追記) 上記のAmazon商品はリンク切れで販売終了しているようなので、新しくDCプラグについて記事を書きました。こちらもご覧ください。

— 実地検証はしていないが、以下の商品がVH-AD3Lに使えるかも?(安価なのでダメ元で、自己責任でお試しください)

それで思い出したのだが、数年前にもドスパラのメールサポートに問い合わせをして、ど素人のお座なりな回答があって、やはり激怒したのを思い出した。
その時のメールをチェックしたら、何と今回の最後の回答をしたのと同じ名前だった。(名字だけの記述だが、出世したのかな?)

何となく最初の回答者は、修理部品と保守部材を別のものとして、考えていたような感じもする。
ドスパラの会社内では区別しているのかもしれないが、ユーザーがそんなことを知るわけはないし、そうだとしても、販売終了商品の保守部材は、そのまま修理用在庫に移動して、保守部材の在庫がゼロで入荷予定がないのは当たり前の話だ。
そういう情報管理というか、自社商品の知識がなかったのだろう。
まあ、大手メーカーでもサポートは中国の大連にあって、中国人オペレーターがたどたどしい日本語で対応することがあるから、派遣か何かの人だったのかもしれない。

15年来のドスパラPCのユーザーで、これからもドスパラで購入するつもりだが、もうサポートは当てにせず、自分で解決することにした。
パソコンの品質とコストパフォーマンスにはいつも満足している。

カテゴリー: PCパーツ | コメントする

映画 「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」

映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」を見た。



近所の映画館では吹替え版しか上映してなくて、今まで一度も行ったことのない、車で一時間近くの場所にあるショッピングモール(?)のフジグランの映画館に行かなければならなかった。

リュック・ベッソンの「フィフス・エレメント」の”おフランス・パロディ”風SFは結構気に入っていて、この映画も見るつもりでいて、私はオリジナルの音声でしか見たくないのだが、上記の通り、近所の映画館は吹替えで、今回は諦めていた。
普段はそこまでして映画を見に行くことはないが、たまたま平日に暇な日ができてしまって、朝食を食べながら思いつき、フジグランというのがどんな場所か見に行こうとも思った。

–映画「フィフス・エレメント」

フジグランは私の住む地方都市の、そのまた奥まった内陸にあり、昔は畑か山林ばかりのところで、いつのまにやら広い道路ができていて、フジグランは私の住む地方都市にないほど広い敷地で、無印良品、大型書店、イタリアン・カフェ、ゲームセンター、スーパー、マクドナルド、モス、長崎ちゃんぽん、フードコートなどのある、普通のショッピングモールではあった。いくつか、大阪系列か東京系列らしい、こちらでは見たことのない洒落た店舗が出店していた。

「ヴァレリアン」についてだが、まあ、ストーリーには何も期待してなかった、というか、「フィフス・エレメント」もそうだが、ストーリーで楽しむ映画ではなく、次々と場面が変わる映像と”おフランス風味”の演出を楽しめばいいと思っていたのだが、何というか、原作が昔のコミックのためか、お説教臭いテーマらしきものがあって、説明的なセリフが多く、二時間以上の時間があっても、十分楽しむことはできなかった。
ただ、フランス人好みなのか、リュック・ベッソンの趣味なのか、女性の肌の露出が多く、おそらくタヒチ辺りの原住民を意識しているらしい、身体のラインがはっきり分かる半裸っぽいパール星人が見どころといえるかもしれない。アメリカ映画の豊満な女性美でなく、バレリーナのようなすらっとした身体に小ぶりな形の良い乳房の女性ばかりで、これもリュック・ベッソンの趣味か性的嗜好なのか、確か「フィフス・エレメント」のヒロインの女優(ウクライナ人?ロシア人?)も、背の高い細身でほとんど裸に近い露出だったように覚えている。それが”フランス映画”の”売り”でもある。

–映画 「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」

冒頭のマーケットの場面は、モロッコのタンジェの外国人(この場合フランス人が主なヨーロッパ人観光客)向けのマーケット・ツアーそのもののパロディで、所々、おフランスらしいパロディというか皮肉が入った場面があり、そこは個人的に苦笑したりはできた。
しかし、映画館で1,800円も払って見るようなレベルではなかった。
駄作だとは言わないが、一般向けではなく、レンタルで100円で十分だと思った。

カテゴリー: 映画/ドラマ | コメントする

SSD Crucial MX500 500GB 内蔵2.5インチ 7mm(9.5mmアダプター付き)

ドスパラのWindows7のノートパソコンを持っているのだが、ドスパラからメールが来て、購入してから五年経過したが調子はどうか、という旨のメールが来た。

私はずっとドスパラのパソコンを買い続けているが、ハードウェアに関しては故障を経験したことがない。ドスパラのWindowsXPのパソコンは故障しないまま8年間使い続け、途中Linuxをインストールしてサーバー・テスト・マシンにしたが、元に戻し、サポート期限を二年越えたところで、ハードオフに300円で引き取ってもらった。
Windows7も二年後のサポート期限過ぎてもしばらく使い続けるつもりなのだが、ずっとフリーソフトなどを試しにインストールしては削除し、一時ファイルやテンポラリーフォルダ、レジストリが残ったままになっているためか、ディスク容量を圧迫し始めている感じがし、動作も少しもっさりした気がしていた。

経験者なら知っていることだが、パソコンは少しずつ調子が悪くなっていくわけではなく、知らない間に内部のどこかで劣化が進行していて、ある朝突然起動しなくなってしまう。それはHDDの故障であることが多い。だから、五年を過ぎたこともあり、HDD内のデータのバックアップをこまめに取っておかなければならいのだが、HDDの故障にびくびくするよりは、新品に取り換えた方がいい。

それで思い切って、SSDに換装することにした。

SSD Crucial MX500 500GB 内蔵2.5インチ 7mm (9.5mmアダプター付) CT500MX500SSD1/JP

かなり遅まきだが、初SSD購入だ。

以前の記事でも書いた “Wavlink ハードドライブドッキングステーションUSB 3.0 to SATA HDDスタンド” には、ハードディスクのクローン機能があるが、今回は不要レジストリや不要ファイルを排除するために、手間はかかってもクリーンインストールすることにした。

–Wavlink ハードドライブドッキングステーションUSB 3.0 to SATA HDDスタンド USB3.0接続 2.5型 / 3.5型 SATA HDD/SSD対応 パソコンなしでHDDのまるごとコピー機能付き 12TB対応 オフラインクローンピアノペイント赤色

必要なデータを、このWavlink ハードドライブドッキングステーションUSB 3.0 to SATA HDDスタンドを使用して、余っていた120GBのHDDにバックアップした。

HDDを取り出して、SSDを装着。DSP版のWindows7 proを再インストール、付属CDからドライバとアプリケーションをインストール、Microsoft Office 2013 Personalの再インストールは少し手間がかかって、Microsoftアカウントをメールアドレスと携帯メールの認証で作成しなければ、インストールプログラムをダウンロードできなかった。
(この時メールでの確認があるので、先にメールを受信できるようにしておくか、別のパソコンで受信できるようにしておくこと)

秀丸エディタと秀丸メールをインストール、再設定。シェアウェアなのでパスワードを再入力した。

マカフィーのマイアカウントページに登録メールアドレスとパスワードでアクセスし、再インストール、のはずが、インストールプログラムの実行時にエラーとなった。ヘルプの情報でWindows7を最新状態にするよう書かれていて、Windows Updateで延々と何時間もダウンロードとアップデートを繰り返すと、正常に再インストールできた。

SSDにバックアップしておいたデータを戻す。

銀行やブログなどのログインIDとパスワードも再設定。

ほぼ二日がかりの作業だった。
SSDの空き容量を見ると、30GBも余裕ができていた。
ググるとたくさん出てくるSSD換装体験に書いてあるように、まるで生まれ変わったように速くなった。
結構な手間はかかったが、起動が爆速になったことだけでも、価値がある。

追記:
Crucialのホームページから「Crucial Storage Executive」というSSD専用の無料のソフトがダウンロードでき、SSDの状態確認やサニタイズ(完全消去)をすることができる。RAMに余裕があれば、一時キャッシュを作成して、SSD(ブートドライブに限る)をさらにスピードアップすることができるらしい。

カテゴリー: PCパーツ | コメントする

サンワサプライ 有線マウス MA-BL9BK

薄型のノートパソコンのVH-AD3LをPCバッグに入れて持ち運んでいるが、私は不器用なためかタッチパッドを指で動かすのが苦手で、さらに、キーボードの文字入力中にマウスカーソルが勝手に移動したり、クリックになったりしてしまうので、「Fn」+「F6」でタッチパッドを無効にして、有線マウスをUSBポートに接続して使っている。

昔のパソコンに付属していた古いマウスを利用していたが、PCバックのポケットに嵩張ばって、ポケットが膨らんでいるのが気になっていた。収納するときもマウスのコードを巻いて押し込むようにして入れていた。

それで、掌にはぴったりフィットはしないが、一回り小さい有線マウスを買ってみた。
–サンワサプライ 有線マウス MA-BL9BK

使ってみた感触は、クリック感は好みがあるだろうが、カチ、カチと音がしないし、コリっとしたクリックが私には気に入った。
PCバックのポケットの出し入れが軽くなって、操作感も悪くないので、780円でお得だった。

追記:

この記事を書いてから、ちょうど一年後。左クリックが効きづらくなったため、エレコムのレーザーマウスに買い替えた。偶然かもしれないが、耐久性はあまりなさそう。




カテゴリー: PC周辺機器 | コメントする