「書籍」カテゴリーアーカイブ
小説 サラゴサ手稿 岩波文庫
ポーランドの大貴族が書いた長編小説。今までポーランドの作品は読んだことがなかったので、Amazonのお勧めに出てきたものを購入した。次から次へと、話が横滑りしていき、しかも奇想天外なエピソード(時代的に宗教関連とスペイン … 続きを読む
現象学とかいうものにちょっと興味を持って、本を読んだ。
たまたま目についた「ハイデガー入門」という本を読んだら、論点がきちんと整理され、語り口も明晰でかなり面白く、難解なハイデガー哲学を何か分かったような気になれた。自分の頭が良くなったように思えてしまえるのだから不思議だ。気 … 続きを読む
漫画 「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」大西巷一 双葉社
最近になってこの漫画の存在を知ったのだが、また、知った時点でもう次回が最終回という、何ともタイミングが悪い話だが、月刊アクションというメジャーとは言えない雑誌だから仕方がない。 ・漫画 「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァール … 続きを読む
小説 「宇宙飛行士オモン・ラー」 ヴィクトル・ペレーヴィン 群像社
去年ある記事で、ヴィクトル・ペレーヴィンという現代ロシア作家を知った。 ずっと読みたいとは思っていたのだが、一般書店に置かれているようなメジャーな小説ではないので、ほとんど忘れかけていたのだが、AmazonでHDDを探し … 続きを読む
漫画 「ブルーピリオド」 山口つばさ 講談社
うまくはいえないが、読んでいて「美術」を描こうとする態度に感心した。–漫画 「ブルーピリオド」 山口つばさ 講談社 <br /> & … 続きを読む
光文社古典新訳文庫 闇の奥 ジョゼフ・コンラッド
夏休みだが、どこにも出かける予定がなく、外は暑いので出歩くのも嫌で、一日中クーラーを使うと電気代がとんでもないことになるので、ショッピングセンターに行って、涼みながらウィンドウショッピングをした。 ショッピングセンター内 … 続きを読む
小学館 ポーの一族 春の夢
書店を久しぶりに歩いていると、漫画の新刊コーナーに見覚えのある少女マンガの主人公の顔表紙のコミックが、何冊も積まれて、デコレーションのように飾ってあった。 「ポーの一族」(萩尾望都 著)で、復刻版のコミックかと思ったが、 … 続きを読む