ドスパラ VH-AD3LにSSD追加して、Windows10をクリーンインストールした

Windows10のインストール作業は初めてなので、念には念を入れて、販売元のドスパラのサポートにデバイスドライバをホームページ上でダウンロードできるようにしてくれと、メール(掲示板?)で問い合わせしたのだが、「確認いたします」という返答があった後、一週間音沙汰なしで、催促の書き込みをしたら、案の定すぐお座成りの回答があって、「公開できない」という返答だった。一体、一週間も何を確認していたのだろう。その文面の最後で、「お客様のご意見を踏まえ、社内で情報共有し品質の向上に努めます」と書いてあって、なぜかカチンときて、「それなら顧客と情報共有するために、サポートページに情報を記載するべき」と追加質問してやった。またすぐに回答があって、どうたらこうたら言い訳し、ドライバの更新の仕方をコピペした文面に加えて、最後に「ご意見を社内で検討させていただきます」と、お茶を濁されてしまった。

以前の記事でもドスパラのサポートの駄目さを書いたが、それを証明する事案であった。今回も回答ごとに担当者の名前が違っていて、もしかして一人の担当者が源氏名を使い分けているだけかもしれないと思ってしまった。

そういうわけで、完全に自力でSSD追加とSSDへのWindows10へのクリーンインストールを行った。結論から言うと、三回インストールし直しになった。

原因はUEFIブートという技術に、私の知識と理解が足りなかったためだった。荒っぽく言うと、EUFIブートはディスクのGPT形式が必須で、さらにEFIパーティションというUEFIブートのための情報を読み書きするパーティションが必要で、EUFIとGPT形式とEFIパーティションが連関しているのだ。良い勉強にはなった。詳細は長くなるので、要点だけ記そうと思う。詳細はネットで情報を検索してください。

今回、VH-AD3Lで作成したUSBメモリの回復ドライブは使用せず、マイクロソフトのホームページからインストールディスク作成ツールをダウンロードして、Windows10インストール用のUSBメモリ(8GB)を作成した。

VH-AD3LはUEFIファームウェア(最近のマシンは全てUEFI)なので、UEFI形式でインストールすることになる(従来形式のMBRでインストールすることもできるが、ファームウェア画面でブートの設定を変更する必要がある)。UEFIではインストールするストレージ(HDD/SSD)はGPT形式でなければならない。従来のMBR形式は利用できない。だからSSDはVH-AD3Lに装着したときに、コマンドプロンプトのdiskpartでGPT形式に変換するか、ディスク操作ツールを利用して変換する必要がある(ただし、フォーマットはする必要はなく、一つの区画で未割当の状態にした方がトラブルが起きにくいという情報をWEB検索で見掛けた)。さらに、OSをインストールするディスクには必ずEFIパーティションと回復パーティションが作成される。回復パーティションを削除してもリカバリーができないだけで動作に支障はないが、EFIパーティションを削除するとOSが起動しなくなる。私は試行錯誤の途中でeMMC側のEFIパーティションを削除してしまい、ファームウェア画面から先に行かなくなった。それでもインストール用USBメモリを接続して再起動したら、USBからインストールすることができ、インストール冒頭でインストール先のパーティションを選択する画面で、削除や作成のディスク操作ができ、SSD側にEFIパーティションと回復パーティションを作成できて、無事Windows10をSSD側にインストールすることができた。eMMCの64GBはOSと回復パーティションを消去して一つのディスクにした。

Double DriverとWindows Product Key Viewerでデバイスドライバのバックアップとプロダクトキーの控えを作成していたが、インストールを三回やり直した間、全く必要なかった。デバイスドライバは最適ではないがインストーラーがとりあえず設定してくれた(マイクロソフト製ドライバを優先しているようなので、ドライバメーカー(Realtek,Intelなど)を控えておいてドライバの更新でやり直したものもあった)。プロダクトキーは、VH-AD3LのeMMC側のEFIパーティションか回復パーティションにプロダクトキーの情報があったのだろうか?ライセンス認証も通常通り行えた。理由は不明で、やはりバックアップと控えはとっておいたほうが良いと思う。

Intel Driver and Support Assistantというソフトウェアがインテルのホームページからダウンロードできる。これはオーディオやディスプレイのデバイスドライバをスキャンして、Intelの最新版のデバイスドライバをインストールすることができる。Windowsのインストーラーは必ずしも最適なドライバを設定してくれないので、私はこれでグラフィックと無線のドライバを更新することができた。

初めに書いておくべきだったが、今回VH-AD3LにSSDを追加してWindows10をインストールしたのは、消費税増税前にVH-AD3S Proを買ったからだ。それで、持ち歩きで使っていたVH-AD3Lを家庭で利用できるようにストレージを増やした。VH-AD3S proについては別に記事を書く予定なので、それを読んでください。

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