Windows10 64bitで動作しないフリーソフトがあった。洒s落のhお話とa詐r欺にごe用心

WindowsXPの頃から愛用しているフリーソフトがいくつかあり、今回、新しいパソコンにもコピーしたが、起動に失敗するフリーソフトがあった。エディタは普通に動作したが、通信ソフトが起動エラーになった。管理者権限でのXP互換モードで起動しても駄目だった。

いつかは、こんな時が来る覚悟はしていた。しかし、諦めきれない。ネット情報を探してみたが、由来の怪しいツールをダウンロードさせ、コマンドプロンプトでシステムコマンドを使って作成作業する、何のために何をしているかも分からない方法が掲載されているのを二、三見つけた。オレオレ詐欺の入金指示と同じ手法で、ウィルスかマルウェアをインストールさせようとしているように思えた。その方法で可能なら、もっと多くのサイトで紹介されても良いようなものだが、私は全く信用できなかった。

代わりになるようなソフトがないか探しているうちに、VMwareで動作するのではないかと思いついた。ずっと前に、パーツ組み立てで自作PCを持つのが流行ったが、私もそれをやって、DSP版のWindowsXPを持っていたはずだった。どこかにやってしまったのを見つけ出し、試してみたら見事成功した。しかも、Ryzen5 3.5GHzの処理速度とSSDのファイルアクセスの速さで、かなり使い勝手が良い。

注意点としては、最終版SP3にアップデートしたい場合は、XPはサポート終了しているためWinodws updateに失敗するので、Microsoft UpdateカタログからSP2とSP3へのロールアップとかのファイルをダウンロードして実行することと、ゲストOSを固定IPにしたい場合、VMwareで仮想マシンのネットワーク設定を「ブリッジ」にしなければならない。また、Internet Explorerはもう「証明書が不正」などと表示され、使い物にならない。あくまで使いたいフリーソフトを起動するためだけの用途にしか利用できないと思った方が良い。こういう時、前の記事でも書いたが、2TB HDDに思い出のように残しておいたデータやソフトが役に立ってくれた。それと、Windows7で利用していたフリーソフトをXPにコピーした場合、ダウンロード先のフォルダ設定をデスクトップ上のフォルダに指定していたソフトでは設定変更が必要だ。WindowsXPは「C:\documents_and_settings\メインユーザー\デスクトップ\xxxx」というような日本語文字を含んだ指定になるので、コピーしただけでは例えデスクトップ上にダウンロード先フォルダが存在しても、見つけることができずエラーとなる。とにかく、これでVMwareがなくなるまで通信ソフトを使えることになった。

ここからは思い付きの想像だが、、、、、、ハードオフとかで、メーカー品でないジャンクPCでDSP版WindowsXPかWindows7のCDとライセンスキーがついているものを購入するとか、昔Yahooオークションでライセンスキー付きの怪しげなWindows7のCDが大量に出品されていたが、とにかくDSP版を入手すれば、VMwareにインストールできるのではないだろうか?メーカー品だと自社ハードでしかインストールできない、あるいは、正常に動作しない可能性が高い。VMwareへインストールさえできれば、アップデートはMicrosoft updateカタログからダウンロードできるだろうし、セキュリティソフトはリアルタイムプロテクトを断念すればフリーのClamavが使えるかもしれないし、Avast無料版(XP SP3をまだサポートしていると書いてあった)も利用できる。chromeはもう対応していないらしいが、Firefox52.9esrやseamonkey2.45.5を探してくればまだWEBもできるという情報があった。もしウィルス汚染されたら、また新しく仮想ディスクを作成して再度インストールすればよい。特定のアプリケーションしか使わないなら、これで充分。ただしWindows7の場合は、ライセンス認証がXPより厳しくなったから、うまく認証されない恐れはある。試してないので確証はない。

【注意!!】引っかかったらsha-reにならないので、詐欺には用心しよう。

(2022/3/13 追記) 遊びでManjaro Linuxをいじっていたら、何と、wine(正確にはPlayOnLinuxの機能を利用)というWindowsのソフトをLinux上で起動できるようにするソフト(うまく動作しないことが多い)を利用したら、この通信ソフトが完全に起動、動作した。デスクトップ上にアイコン(Linuxではランチャーと呼ぶ)まで作成できた。ただし、Arch Linuxの派生のManjaroは設定が入り組んでいて、普通に日本語を入力したり、必要なアプリをインストールするために、情報収集と試行錯誤が必要だ。分かりやすくてお気に入りのLinux Mintで同じようにwineで通信ソフトを利用しようとしたが、なぜか同じPlayOnLinuxを利用しているのに、起動に失敗してしまった。他に、秀丸メールと秀丸エディタも試してみたが、Linux Mintではうまくいく(一部動作不良)のに、Manjaro Linuxではインストール自体に失敗した。設定を同じにしているはずなのに不思議だ。Linuxといっても、細かいところで相違があるのだろう。それが、Linuxが普及しない原因の一つでもある。Manjaro Linuxに興味を持ったのは、ローリングリリースで一度インストールしたら再インストールが必要ないと知ったからだ。Linux Mintの方は細かいバージョンがあって、それぞれWindowsのようにメンテナンス期限が決まっている。私は安定して使いたいだけなので、切り替えるのが面倒臭い。しばらく、Manjaro Linuxを学びながら、やっていこうと思う。これでまたWindowsの制約から解放された。思わぬ幸運だった。

(2022/3/16 追記) Manjaro Linuxのパッケージアップデートでwineのバージョンを7.4.1にアップデートしたら、通信ソフトがエラーを表示して起動しなくなった。アップデートで不具合が発生するのはArch系Linuxでは、よくあることらしい。ネットで調べたりして、winetricksとか追加のパッケージを入れてみたが、改善しなかった。アップデートマネージャにwine7.4.1-stagingとかいう類似したパッケージがあったので、7.4.1と入れ替えてみると見事に直った。wineの安定板の不具合にパッチをあてた非公式なパッケージらしい。不具合があると分かっているなら、公式の方で直してくれればいいのだが、Linuxは基本ボランティアなので、やりたい人が勝手にやっているだけなのかもしれない。何にしろ、解決してよかった。

カテゴリー: VMware, パソコン パーマリンク

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