VMware Playerユーザー限定 — 予想外にディスク領域が不足した時にチェックすべき点(Windowsホストの仮想環境でゲストOSとファイルコピーした際の一時領域)

VMware Playerで、Manjaro Linux XfceからManjaro Linux KDE Plasmaへ移行作業をした際、SSDの残りのディスク領域が30Gbyte以下になってしまい、警告が出た。具体的には、Xfceゲストのディスク領域内のファイルとフォルダを大量にコピーして、Windowsの適当なフォルダへopenVMtoolsの機能で貼り付けしていた途中に、エラーとなった。

SSDの空き領域が100Gbyte以上あったはずなので、ちょっとビックリした。「システム」の「ストレージ」で、ディスクのクリーンアップを行ったが、10Gbyte程度しか効果がなかった。ネットで検索すると、「VMware Player で仮想環境へファイルコピーした際の一時領域の場所」というトピックがあり、VMware Player でホストからゲストへファイルをコピーした際、一度ゲスト環境内(Winodowsホスト管理下)の一時領域にコピーされた後、目的のフォルダーへコピーされるという作業をするらしく、その際に一時的に保存された一時領域内のファイルはすぐには削除されないため、しばらく残ったままになるらしい。「大きいファイルをコピーしたときなどは急に仮想環境のディスク容量が減ってびっくりします。」とも書いてあった。まさに私のやっていた作業そのもので、そのトピックに書いてあった対処で解決することができた。

一時コピーに利用されるのは、Windowsの「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Temp\vmware-<ユーザー名>\VMwareDnD」という、ちょっと特殊なフォルダの中で、乱数のようなフォルダが作られ、このフォルダ内に1回のコピー対象がまとめて保存される。なぜだか理由は分からないが、クリーンアップの対象にはならないらしい。過去にコピーした分も全て削除したら、さらに80Gbyte以上余裕ができた。VMwareをインストールして、WindowsホストとゲストOSの間で頻繁にファイルをコピーしている人は試してみた方がいい。

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