NASを購入した。家のパソコン間のファイル共有とかデータ移動に利用するためだ。パソコンでデータを移動する場合、共有フォルダを設定していても、別の部屋にあるパソコンの電源を入れに行かなければならず、少しの手間ではあるが、面倒臭かった。USBメモリがすぐ手元にあるわけでもなく、USB経由はコネクタへ抜き差しするのとコピー処理が遅いのが難点だ。 本当に欲しかったのはSynology NASキットだった。手元にある500GBの2.5inch SATA HDDを取り付けて利用しようと思っていたのだが、このNASケースは3.5inch専用のだった。
関係ないかもしれないが、ステップローダーでリードオンリー構成のFatFsをできるだけ小さくしようとffconf.hを設定したら、以下のような警告が出るようになった。 ff.c:809:13: warning: ‘put_utf’ defined but not used [-Wunused-function]809 | static UINT put_utf ( /* Returns number of encoding units written (0:buffer overflow or wrong encoding) */ 警告なので、リンクと実行に何の影響もないのだが、put_utfという変数名からすると、UNICODE関連のような気もする。宣言しても使われてない(defined but not used)ということなので、コメントアウトしてしまおうかと思ったが、ff.cのソースを見ると、LNF関連定義の#ifdefでコードの生成が複雑に絡み合っているみたいだったので、そのままにしておいた。
自作OSの作成に疲れたのもあって、しばらくSteamのゲームをして遊んでいた。それなりに継続して遊んでいるのは、DEAD OR ALIVE6だが、ゲームパッドを持ってないので、キーボード入力で操作しているが、Dランクから全然上達しない。というのは、反射的な操作をした時に、思った通りの動作をしてくれないからだ。昔は自分の入力ミス、指が追い付いてないと思っていたが、二年近くも操作して、指が慣れた今は、キー入力の順番が入れ替わったような動作やキー入力の無視、遅延などが発生していると確信している。最近、ゲーミングキーボードというゲーム用のキーボードがあることを知り、複数キー同時押しやゴーストインプットを防ぐ機能があるとのことで、自分の所為なのか、キーボードの所為なのか、疑問を解消するために、ゲーミングキーボードを衝動買いしてしまった。普通のキーボードなら二千円もあれば買えるのに、自分でも馬鹿みたいに思うが、自分の感じる怪しい現象が本当のことなのか、違うのかどうしても知りたいと思った。
タッチタイピングが変わって違和感があったが、これは慣れの問題なので仕方ない。使ってみると、キャラ操作がスムーズになり、キー入力の入れ替わりが無くなったように感じた。同時押し技のホールドが決まり易くなったが、キー入力の無視はそのままだった。ネットで調べてみると、DEAD OR ALIVE6は連続キー入力の無反応時間が他の同類ソフトと比べて長めで、コンボ技の途中キャンセル機能やコンボ技の最後のタイミングをずらす遅延機能があって、それに当てはまらない連続的なキー入力は切り捨てるような仕様になっている、というような書き込みがあった。もしそうなら、高性能なゲーミングキーボードを買っても改善は見込めない。ホールドはキャンセルや遅延入力の受け付けがないので、このキーボードで改善されたのだろう。正直これでは、一万円のコスパには合わない。五千円くらいで充分だった。しかし、ゲーミングキーボード自体は悪いことはないので、できるだけ長く使って、コストに合うようになることを願いたい。
(2023/4/10追記)Dead Or Alive6をずっとプレイしていたが、もう「S」と「D」のキーの表面の塗装が少し剥げてしまった。ゲームで連打しているので、文字が薄れたりするのは仕方がないが、早すぎないだろうか。コストのために塗装剤の質の悪いものを使っているのかもしれない。選択を失敗したとまでは言わないが、正直、がっかりした。