Manjaro Linuxが気に入ってしまった。通信ソフトが洒落にならないくらい安定して動作する。

Linuxディストリビューションの中では、Linux Mintが比較的軽量で分かりやすく、ずっと気に入っていたのだが、今月からManjaro LinuxというArch Linux系のLinuxを試し始めて、軽くてシンプルで、ローリングリリースという差分バージャンアップ(??)なので、一度インストールすれば、Ubuntuなどのようにバージョンの期限がなく、OSの入れ替えをしなくて良いのが気に入った。


ただ、日本語の入力機能やフォント設定も、全て自分で設定する必要があり、パッケージを導入して安定して動作させるまでに、Linuxの知識と、かなりの試行錯誤が必要だった。しかし、自分用の設定をすることができた後は、Linux Mintより軽い動作で使えるようになった。一番評価が高いのは、Windows10で起動できなくなった通信ソフトが試行錯誤の結果、wine上で完璧に動作するようになったことだ。Linux Mintのwineでは同じ設定のはずなのに、なぜか起動エラーとなる。こういうユーザーに関係ない、細かい違いがあるのが、Linuxが普及しない原因の一つであることは間違いない。


Alter Linuxという日本のプロジェクトが存在していて、Manjaro Linuxと同じArch Linux系であるが、使ったことはない。インストールは日本語メニューでできるのだが、内部のパッケージなどが日本語化されていないらしい。Linux Mintなどもインストーラーは日本語化されているのでメリットではないし、LXDEやらXfceやらGnomeやら何種類ものデスクトップをサポートしてしまったため、一番の売りである、肝心の日本語化が疎かになってしまっているようだ。パッケージの最新版を追いかけるのを止めて、古くても安定したパッケージとLibreOfficeなどの利用者の多い定番アプリの日本語化とメンテナンスだけをして、頻繁なバージョンアップなどは不要だと思うのだが、いかんせんLinux愛好家はマニアックというか、そんなことを考えもしないのだろう。Linux界隈では、全世界で数え切れないくらいプロジェクトが立ち上がっては消えていくが、Alter Linuxも、おそらく数年でプロジェクトが終了するだろう。他人のことに文句を言うくらいなら、自分でディストリビューションを作れればいいのだが、そんな知識も時間もないのが悲しい。無料でなくてもいいから、自分が気に入ったOSなら、お金を払っても使いたいとは思っているのだが、、、、、、

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