VF-AD4の回復パーティションを、USBメモリへインストールしたManjaro Linuxのツールを使って拡張した。

ネット検索していたら、私と同じくGpartedを使った回復パーティションの拡張方法を幾つか見つけた。その中で、最もお手軽そうな方法を試してみた。その方法では、Manjaro Linuxをデュアルブートしているらしい。Manjaro Linuxを起動して、Gnome-disk-utilityとGpartedで

意外にも、Manjaro LinuxをUSBメモリにインストールして使えるようにするところで大きく躓いた。まず、Manjaro Linuxの最新ISOをダウンロードして、Live USBをrufusを使って作成したが、それを起動するところで、open sourceのドライバを選択せずに、proprietaryなドライバ(メーカー提供のドライバのバージョン)を選択したら、インストールに使用したマシンのハードに従ったドライバがインストールされてしまい、他のパソコンでは、起動の途中で止まってしまった。そのことに気付いて、open source版でインストールするのを思い付くまで半日費やした。
さらに、VF-AD4ではWifiのカードを認識してくれなかった。これはカーネルのバージョンが、ダウンロードした最新版ではLinux 6.9の、まだ不安定なカーネルになっていたためだった。有線のデスクトップパソコンで、ネット接続してカーネルをLinux 6.1へダウングレードして、Grub2のメニューで、Advanced optionでカーネル6.1を指定して起動したら、Wifiカードを認識して、無線接続ができるようになった。

USB起動のManjaro Linuxへ、Gnome-disk-utility(インストールすると、アクセサリーのディスクというアプリになっていた)をインストール。ネット情報に従って、Windows10の回復パーティションをイメージファイルとしてファイル作成して、バックアップした。

そのあと、Windows10の回復ドライブの作成でUSBメモリへ念のため、回復ドライブのUSBへバックアップしようとしたが、4時間たっても、作成が終わらず、キャンセルした。64Gbyteでこんなに時間がかかるなら、500GbyteのSSDだと丸一日でも作成が終わらないだろう。失敗した時が心配だが、これは断念した。

Windows10のディスク管理で、600Mbyteほど、Cドライブの末尾を縮小した。これはWindowsの機能で安全にできた。

USBメモリのManjaro Linuxを起動し、Gpartedで回復パーティションを前へずらし、可能な限りサイズを拡張した。必ず1Gbyte以上にすること。Gpartedではサイズの指定方法がMibyteなので、ぎりぎりを狙うと、計算を間違って1Gbyteに足りなくなるので、少し余裕を持たせた。

USB起動のManjaro Linuxをシャットダウンし、USBメモリを取り外す。電源を入れて起動すると、Widnowsの起動時の初期診断プログラムにディスクの不整合がひっかっかったらしく、チェックツールと自動修正機能が動き始めて、いそいでキー入力してスキップ。ディスクの管理でパーティションの状態をみたが、なぜか、回復パーティションは最後尾の元のサイズのままで、Cドライブとの間に600Mbyteの未割当て領域ができていた。Windowsをシャットダウンし、電源から起動して、再度、ディスクの管理でパーティションの状態を見ると、今度は、回復パーティションが1Gbyte以上になって、未割当て領域もなくなっていた。Windows10がディスクのパーティションの状態を認識するタイミングが遅いのだろう。

この状態で、Windows Updateを実行し、KB5034441をインストールしようとしたが、失敗。Windows10を再起動してみて、再度、Windows Updateを実行したら、今度は、成功したらしい。更新の履歴をみたら、正常にインストールされた、と表示されていた。ちょうど、オプションの更新があったので、それをインストールしてみたが、正常にインストールされた。ここで、再起動のボタンが表示されていたので、再起動。またファームウェアのチェック機能が動き始め、今度は油断していたため、間に合わず修正されて起動したが、正常に動作しているように見えた。ディスクのパーティションも回復パーティションが1Gbyte以上あるし、未割当て領域もない。再起動してみたが、もうディスクのチェックと修復はしなくなった。

どうも、これで正常に動作しているように見える。いろいろ不安点なところや、不明なところはあるが、Linuxを使えば、KB5034441のインストールの失敗は解決できることが分かった。

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Windows10のクリーンインストールとGpartedを利用して、Windows UpdateでのKB5034441の0x80070643エラーを解消した。— ただし、回復機能が正常に動作するかは不明。

Windows10とWindows11のKB5034441のアップデートが失敗する対処法の記事が、たくさんネット上にあるが、私が独自の方法で、見かけ上、解決したので、それを覚え書きとして残す。ネット上の情報を読んだ限りでは、つまるところ、回復パーティションを1Gbyte以上に増やせばよいということだ。

ただし、前提として、HDDからSSDへの換装を考えている場合や、あるいは現在のCドライブの容量が乏しくなって、大容量へ取り換えることを考えている場合など、ディスクのクローンを行わず、クリーンインストールをする、という状況に限られる。私見では、ディスクのクローンより、クリーンインストールをした方が後々、問題が起こらないと思っている。なぜなら、以前、一度だけディスクのクローンでSSDへ換装したら、頻繁にライセンス警告が出たので、それ以来、クローンをしなくなった。

ちなみに、毎度のことだが、マイクロソフトはこのエラーを放置したまま、このエラーを2024年5月時点で、「解決済み」としたらしい。一応、PowerShellを使った技術者向けの解決法を提示しているが、それができない素人の場合、Windows10をWindows11へアップグレードした後も、同じエラーが発生し続ける。放っておけば、この先10年近く(?)エラーが出続けることになる。

私は、ヒンジが折れて、液晶が分離したVH-AD3S proがあるので、いろいろとテストをすることができた。最悪、Windowsが使えなくなっても、Manjaro Linuxとして使うことができる。クリーンインストールにしても、USBの回復ドライブ(回復パーティションとは違うので注意。ネット記事では、両者を混同して解説しているものがあった)で初期化するにしても、パーティションの変更がやりやすい。ネット記事の対処法を試すときも、PowerShellやコマンドプロンプトでの複雑な手順を間違った時も、インストールからやり直すことができる。

ここで思い付いたのは、Linuxのパーティション変更ツールだ。Manjaro Linuxをインストールした時のLive USBが残っていたので、Gpartedを起動し、パーティションの属性を変更しようとしてみたが、Windows用の回復パーティションは作成できないようだった。残念。

購入時に作成したUSBの回復ドライブでWindows10を工場出荷時の状態へ初期化しようとしたが、なんと、途中でエラーとなり、さらにVH-AD3S proの起動ドライブ(eMMC)のパーティションテーブルとUSBメモリの回復ドライブの内容を同時に破壊されてしまった。何のための回復ドライブなのか?もうマイクロソフトの提供する機能は信用しないことにした。

それで、仕方なく、Microsoftのダウンロードページから、Windows10のインストール用USBメモリを作成するツール(MediaCreationTool_22H2)をダウンロードして、Windows10のインストールUSBを作成した。まず、完全破壊されてディスク全体が未割当領域になっていたeMMCへ、クリーンインストールしてみたら、標準設定の三つのパーティションを作成して、インストールに成功した。一安心。

次に、Manjaro Linuxのインストール用Live USBで、Manjaro Linuxを起動。Gpartedで、回復パーティションサイズが1GB以上確保できるサイズ分だけ、Cドライブのサイズを縮小した。同時に、回復パーティションを前へ移動して、サイズを1Gbyteに拡張して適用したが、なぜかエラーになった。仕方なく、Cドライブのサイズ縮小だけして、Gpartedを終了。再度、Windows10をUSBメモリでクリーンインストールすると、正常にインストールでき、動作することを確認した。回復パーティションは564Mbyteのままで、Cドライブのパーティションの間に500Mbyte弱の未割当て領域が残っていた。

再度、Gpartedで回復パーティションを前へ移動し、サイズを1Gbyteに変更する。警告メッセージはでたが、変更はできた。この状態で、再度、USBメモリでWindows10をクリーンインストール。正常に起動できたが、ディスクの管理でパーティションを確認したら、なぜか、見当て割り領域が残っていて、回復パーティションも元のサイズのままだった。仕方なく、Gpartedで再度確認したが、そちらではちゃんと1Gbyteで認識している。やけくそで、またまたWindows10をクリーンインストールした。途中、エラーでインストールに失敗したが、やり直したら、正常にインストールが終了した。起動もできて、Windows10のディスクの管理でパーティションを確認したら、回復パーティションが1Gbyteになっていた。良く分からないが、変更できているので、良しとする。

Windows Updateを実行し、Kb5034441をダウンロード、インストールした。KB5034441がエラーにならずに適用できた。ただし、これで正常に回復機能が動作するのかどうか、いまいち確信が持てない。でも、KB5034441のインストール失敗がでなくなるのだから、まあ、いいかと思う。

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X11 VNC Server(Manjaro Linux)とUltraVNC viewer(Winodws)でリモートデスクトップを実現してみた。

以前から試してみたいと思っていたのだが、忘れていたリモートデスクトップの設定を、ゴールデンウィークの休みでやってみた。

Manjaro LinuxではX11 VNC Serverが公式パッケージで、TigerVNCはAURだったので、X11 VNC Serverをインストールした。Windows側もTigerVNC veiwerにしようと思ったが、ダウンロードサイトのWindows用インストールパッケージの種類が多く、何が違うのかの説明もなかったので、どれが適当なのか分からなかった。諦めて、窓の杜からUltraVNCをダウンロードした。

Manjaro LinuxのIPアドレスを固定IP(192.168.1.4)に設定し、Manjaro Linuxのメニューのインターネットの「X11 VNC Server」という項目をクリックすると、設定画面が表示される。英語だが、「Accept connect」をチェックし、パスワードなしで5900ポートでOKボタンをクリックすると、タスクバーでアイコンが表示され、常駐した。

UltraVNCはWindows10でセットアッププログラムを起動し、viewerだけインストール。起動すると、接続先を192.168.1.4:5900と指定して、connectすると、パスワードなし接続だという警告が表示されるが、そのまま接続すると、Windowsのウィンドウで、Manjaro Linuxのデスクトップが表示され、スムーズに操作できた。やはり、操作性は一瞬遅れるが、いちいちパソコンを移動する必要がなくなったので、楽になった。

ただ、そのままでは、毎回「X11 VNC Server」を自分で起動しなければならない。Manjaro Linuxのサービスへ登録するのが良いらしいとのネット情報があり、X11 VNC用のパスワードファイルを作成し、/etc/systemd/system/x11vnc.serviceというユニットファイルを、訳も分からず、ネット情報のまま作成して、再起動した。ここで、また忘れていたブート順序の設定を、Windowsがインストールされたドライブではなく、直接Manjaro LinuxのSSDを起動するよう、ファームウェアの設定を変更した。これで、F7で起動ドライブの変更操作をしなくても、電源ボタンを押すだけでManjaro Linuxが起動するようになった。起動直後のManjaro Linuxへ、Windowsから接続して、成功した。x11vncはサービスとして動作しているので、Manjaro Linuxのタスクバーにアイコンは表示されないが、UltraVNC Viewerでコネクトすると、ちゃんと接続できる。

/etc/systemd/system/x11vnc.serviceの中身は下記の通り。

[Unit]
Description=x11vnc (Remote access)
After=network-online.target

[Service]
Type=simple
ExecStart=/usr/bin/x11vnc -auth guess -display :0 -rfbauth /etc/.vncpasswd -rfbport 5900 -forever -loop -noxdamage -repeat -shared -ultrafilexfer
ExecStop=/bin/kill -TERM $MAINPID
ExecReload=/bin/kill -HUP $MAINPID
KillMode=control-group
Restart=on-failure

[Install]
WantedBy=graphical.target

(2024/5/19 追記) /etc/systemd/system/x11vnc.serviceの記述で、/usr/bin/x11vncのオプションに、”-ultrafilexfer”を追加すると、UltraVNC Viewerのファイル転送機能が利用できるようになった。しかし、Linux側の日本語ファイル名が文字化けしていたり、Windowsのフォルダ構造を前提にしたファイル指定画面だったり、使いづらかった。

これで、どれだけ便利になるかは不明だが、技術的知見を得られた満足感があった。

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Linux MintでVertical Editorが、かなり快適に動作した。(後で、Manjaro Linuxでも成功)

Manjaro LinuxでWindows用のソフトが動かないか、時間を見ては試していたが、ふと思いついて、Arch系でなく、Ubuntu系では、どうだろうかと思って、試してみた。(Windows11でも、Vertical Editorが動作することを確認した)

Linux Mintのバージョンは、21.3。wineとwinetricksのパッケージをインストール。Vertical Editorをコピーして、wineで起動した。起動はしたが、案の定、全部ではないが、日本語の一部などが文字化けして、カクカクしたフォントで表示された。winetricksで、install a font で日本語のフォントだけ選んでインストール(IPA Mona Japanese fonts, Takao Japanese fonts, VLGothic Japanese fonts)したが、まだ、一部文字化けした。再度、install a fontで、fakejapanese と表記のあるもの(Creates alias for Japanese fonts using Source Han Sans fonts, Creates alias for Japanese fonts using IPAMona fonts, Creates alias for Japanese Meiryo fonts using Gothic fonts)をインストールしたら、完璧に表示された。

しかし、文字入力してみると、日本語入力の変換候補の表示がおかしい。カーソル位置に空白が表示され、ウィンドウの左端下に候補が表示される。調べてみると、日本語入力のパッケージが、ibus-mozcだった。fcitx5-mozcをインストールして、切り替えたら、左端下に表示されるのは変わらないが、カーソル位置に空白が表示されることはなくなった。カーソル位置で変換候補を表示してもらいたいが、入力に支障はなく、スクロールや編集もWindows上と変わらないくらい、見事に動作した。

私のプリンターはエプソンなのだが、Manjaro Linuxでは、AURでソースから生成する時に、エラーになってしまっていて、インストールができず、印刷ができなかった。Linux Mintではドライバパッケージが用意されていて、簡単にインストールできて、Vertical Editorでプリンタドライバを認識して、問題なく印刷できた、、、、、と思ったら、縦書き文章中の、縦の長棒が横向きに印字された。表示上では縦のままだ。これは、Windows10本体とは、逆のバグだ。

Windows10の日本語処理にはバグがあり、アップデートを適用してから、突然発生した。二年くらいずっと放置されている。画面表示上では、縦書きでも長棒は横向きに表示されるが、印刷するとちゃんと縦の長棒で印字される。それとは、逆の現象だ。理由は謎だが、Run winecfgで、windowsのバージョンを指定すれば、調整できるかもしれないと思って、WindowsXPを指定してみたが、変化なし。原因は不明のままで、放置。

編集、保存、設定変更、印刷プレビューは問題ない。上記の印刷の問題を除けば、実用に耐えるレベルだ。細かな調整で何とかなるのかもしれない。それにWineは8.0が最新版だが、Linux Mintのwineパッケージは5.0だった。安定性を優先してるのだろうが、wine 8.0なら修正されている可能性がある。まだ、Windows11でのVertical Editorの動作確認はできていないが、これで、Linuxとwineが存続する限り、Vertical Editorだけでなく、私に必要なほとんどのWindowsソフトも半永久的に使える目途がついた。Windowsから解放される日も近いのかもしれない。

(2024/4/21 追記)Manjaro Linuxで、epson-inkjet-printer-escprというAURパッケージをビルドした時のログ情報のエラーを見ながら、patch, autoconf, automake, pkgconf, make(GNU make)のパッケージをインストールしていったら、ビルドに成功した。CUPS印刷管理へプリンタードライバーを登録したら、Vertical Editorでプリンターを認識してくれた。印刷もできたが、縦書きの長棒はLinux Mintの時と同じで、横向きに印字されてしまう。だが、Manjaro LinuxでもVertical Editorが実用的に動いてくれたので嬉しい。

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明誠 モバイルバッテリー 40000mAh PD65W Type-C 入出力 LCD残量表示と、エレコム 充電器 65W USB PD対応 小型 Type-C 1ポートEC-AC8565BK

モバイルバッテリーを衝動買いした。

明誠 モバイルバッテリー 40000mAh 大容量 PD65W対応 急速充電器 Type-C 入出力 QC3.0搭載 2USB-A出力ポート 三台同時充電 LCD残量表示 ポータブル電源 台風/防災/外出/旅行/停電対策 PSE認証済 iPhone/iPad/Android/Switch/ノートPC各種対応(グレー)

6,280円と、40000mAhの大容量のものでは、一番安かった。一応、名古屋市の日本メーカーらしいが、工場は中国にあるのかもしれない。しかし、商品の中に65WのType-C充電器が含まれていない。騙された。値段の付け方が巧妙。USB-C to USB-C 充電ケーブルは付属していたので、以下の65WのType-C充電アダプターを追加で購入した。4,030円だった。実質、一万円ちょっとの出費だ。

エレコム USB PD 充電器 65W 1ポート Type-C GaN採用 PPS対応 折りたたみ式プラグ PSE技術基準適合 [iPhone15 iPad Macbook スマートフォン、タブレット、パソコンなど対応] ブラック EC-AC6365BK

届いたバッテリーは、充電率83%で、充電を開始して1時間15分で100%になった。単純計算で、0%から100%までフル充電するのには、441分(7時間36分)かかることになる。40000mAhの大容量なので、充電が遅いわけではない。こまめに充電するよう心がければ、問題ないと思う。小型LCD表示で充電率を目視できるのは、とても良い。ノートパソコン並みの重さがあるが、大容量であることを考えると、これくらいの大きさと重さになるのは仕方ない。

次に、ノートパソコンVF-AD4(45W)へType-C PD経由で電源供給してみた。機種によっては、相性の問題で、電源供給できないこともあるらしいが、問題なく電源供給してくれた。次に、動画を再生しながら、入力作業やファイル操作、ネット検索をしてみた。145分経過した時点で、充電率が77%に下がった。単純計算で、145 x 3 =435分間は、電源供給可能と思われる。およそ、7時間15分。フル充電の利用の予想時間とそんなに違わない。一日持たせるには十分な容量があると考えてよいだろう。

実際に試してみた。まず、午前中に158分(2時間38分)、仕事等で連続使用して、充電率72%になった。午後から、また、141分(2時間21分)、連続利用して、充電率47%になった。やはり、フル充電で七時間ちょっとは使えそうな感じだった。外出先で一日利用するには、十分な電力容量だと思う。

問題は耐久性だが、これからしばらく利用し続けて、確認してみようと思う。

(2025/8/3 追記)一年と四ヵ月経った。毎日使用しているわけではないが、週3回程度利用して、バッテリーが弱っている印象はない。二時間半くらい連続使用した時点で、初期の頃より、4%程度、充電の消耗が進んだ感じはする。今のままなら五年間くらいは、十分使用できる感じがする。

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Linux Mintをインストールしたら、UEFIブートの起動ドライブ選択メニューを書き換えていた

Linux Mint XfceをVH-AD3S proのSSDへインストールして数日使っていたが、細かいところが気になって、結局、Manjaro Linux Xfceを再インストールした。その際、Linux Mintをパーディションごと削除してクリーンインストールしたにも関わらず、電源投入時にF7を押して表示される起動ドライブ選択メニューから”Ubuntu”が消えてなかった。

ファームウェアのBootオプションの設定から削除しても消えない。ネットで調べてみると、Windowsブート用のUEFI領域を書き換えていて、それが残ったままらしいと分かった。UEFI領域って、そんな簡単に書き換えできるのかと驚いた。削除は、Windows側から管理者権限でのコマンド操作が必要だった。bcdedit /enum firmwareとか diskpartコマンドを使って、最終的にはrmdirコマンドでディレクトリを削除した。それから再起動して、やっと起動ドライブのメニューから消えてくれた。今まで仮想環境のVMWareでインストールしていたので、Linux Mintがこんな面倒なOSだとは思いもしなかった。たぶんUbuntuも同じなのだろう。もうこりごりした。もう二度と実機にはUbuntu系のOSはインストールしないことにした。

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故障したVH-AD3S proの液晶ユニットを取り外して、microHDMIの映像出力と増設したWiFiアンテナで、キーボード型パソコンへ変えた。

折り畳みのヒンジが損傷したVH-AD3S proの液晶ユニットは、液晶スクリーンとWEBカメラとWiFiアンテナのコードが本体と繋がっていて、かなり細いコードなので、このまま本体と接続したままだと動かした時に間違って切断しそうだった。それで、コードの接続を外すことにした。
液晶スクリーンのコード(WEBカメラと兼用?WEBカメラ用と思われるコードは液晶ユニットから伸びてなかった)は裏面から見て右側のヒンジの下辺りにあり、黒いテープで保護されていて、テープをはがして、その小さく平たい肌色のコネクタを外した。
WiFiアンテナのコードは裏側から見て左側のヒンジからぐるっと右側へ伸びてWiFi回路らしい小さな回路へ接続していた(カードではなかった。基板へ直付け?)。同じく黒いテープをはがして、金色の接続端子を慎重にマイナスドライバーで外した。コードは液晶ユニット内のWiFiアンテナへ繋がっているはずなので、後で液晶ユニットから取り出して再接続しようと思った。WiFiアンテナとディスプレイのコードの接続を外した後、折り畳みヒンジのネジを外すと、液晶ユニットが外れ、本体が自由になった。

本体から液晶ユニットを取り外した時に、ふと思いついてmicroHDMIケーブルを買ってきた。本体に裏蓋を付けないまま、傷つけないように厚手の雑誌の上にキーボード+本体を置き、microHDMI変換コードでデスクトップ用モニターに接続して、電源を入れると、見事にWindowsが起動できた。ちなみに、miniHDMIという規格もあり、勘違いして買いそうになったので、気を付けましょう。

エレコム micro HDMI ケーブル 1.5m 4K × 2K対応 ブラック CAC-HD14EU15BK

しかし、WiFiのアンテナがないためか、ネットワーク接続はできなかった。いろいろ考慮した挙句、液晶ユニットはこのままではどうせ捨てるしかないので、カバーをはずしてWiFiアンテナとコードを取り出すことにした。しかし、どうやってカバーをつけているのか、ねじ止めをしている部分が見当たらない。内部のツメか何かへ嵌め込んでいるのかもしれない。隙間を探してマイナスドライバーで無理矢理はがそうとしたが、壊しそうになったので、中止した。

Windowsを使うにしても、Linuxを使うにしても無線LANが使えないと意味がない。USBスティックの無線LANもあるが、VH-AD3S proには二つしかUSBポートがなく、一つはマウスに使っているので、やりたくない。アンテナのパーツがないか、Amazonで検索してみたが、コードの端子がU.FL(miniPCIe用らしい)と MHF4(M.2用らしい)というのがあって、その違いがコードの端子が小さすぎて、目視では全然判別できず、Google画像検索で、VH-AD3S proのWiFi回路がIntelの3165らしいと見定め、それがminiPCIeだったので、U.FLと決め打ちして購入することにした。千円未満なので、間違っていたとしても、財布に痛くはない、と購入したものの、 届いたケーブルはVH-AD3S proには使えなかった。

届いたミニアンテナとケーブルを取り出したが、ケーブルの端子がVH-AD3S proの端子より大きかった。残念ながら、VH-AD3S proは、M.2接続のMHF4の規格だったようだ。財布には痛くないが、精神的な打撃は大きかった。よくよく調べてみると、無線LANモジュールのIntel 3165にはいくつか種類があって、PCIe用とM.2用があるらしかった。VH-AD3S proのWiFiモジュールは3165D2Wというタイプで、日本語のサイトには情報が全然なくて、Google検索すると、なぜか中国語の部品販売業者のサイトばかり出てきた。推測するに、日本では全く出回ってない、格安の中華ノートパソコンに採用されているモジュールではないかと思う。VH-AD3S proも格安にするために中国で製造しているのだろう。気を取り直して、再度、同じメーカーのMHF4のものを注文した。

QAREQU NGFF M.2 ネットワーク カードのための 6 dBi 無線 LAN アンテナ RP-SMA MHF4 延長ケーブル

改めて、届いたミニアンテナとケーブルを取り出し、壊れやすそうなので、コードを注意して接続。小さすぎて苦労したが、端子の接続部の位置を慎重に合わせ、マイナスドライバーで端子を押し付けて何とか接続できた。二本の黒いアンテナをコードのコネクターへ取り付け、Windowsを起動した。問題なくWiFi接続ができ、インテ―ネットにも繋がった。アンテナを取り外してコードだけでもWiFi接続できたが、電波が弱く、遅かった。アンテナ有りだと電強度がフルになったので、快適に通信できた。モニターが1台しかないので、HDMIコードを抜き差しして切り替えていて、問答だ。安い小型モニターを探すか、HDMI切替器を買うかした方がいいかもしれない。とりあえず、テレビの外部入力にHDMIがあるので、そちらに接続して使うことにした。アンテナは固定せずに投げ出しておいているだけでも十分な電波強度を保持しているので、固定せず使うことにした。
取り外した液晶ユニットについては、何となくもったいないので、しばらくカバーの取り外しのアイディアが湧くまで保存することにした。

VH-AD3S proをキーボード型パソコンに改装したついでに、SSDのManjaro Linux Xfceを最新版をダウンロードして、USBメモリからクリーンインストールしたら、ThunarからLinkStationへ接続することができた。最新版でバグが修正されたのか、アップデートの不良の問題だったのかは不明だが、解決できたので良しとする。
(追記)、、、と思ったら、なぜか翌日接続しなくなった。不思議????

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ドスパラ VH-AD3S proが壊れたので、中古のVF-AD4(Windows10)を緊急に購入した。エレコム Type-C 45W ケーブル一体型 2m ブラック ACDC-PD0145BK ACアダプターも購入

突然、VH-AD3S proが壊れた。液晶画面を畳む内部の留め金のプラスチックが割れて、折り曲げると留め金の金具(ヒンジというらしい)が筐体を圧迫して裏蓋がはずれてしまった。ずっと昔、同じように、ノートパソコンを折り畳む留め金のねじ止めする箇所が壊れて、折り畳めなくなったことがある。物理的な部品の損傷なので、どうしようもない。

家でサブとして使っていたVH-AD3Lを急遽、持ち運ぶことになった。六年近く使っているが、バッテリーもまだ何とか生きているし、機械的に壊れる気配がない。元々、VH-AD3S proは筐体が弱いような不安を持っていたが、やはり予想通りで、先に壊れてしまった。まあ、三年半、利用できたから損したとは思わないが、VH-AD3Lのコストパフォーマンスは抜群だ。VH-AD3S proは裏蓋が付けられず、液晶を折り畳めない以外は正常なので、データは全てコピーすることができた。

新規購入の候補は、やはりドスパラの同系列の軽量ノートパソコンのVF-AD4(Windows11)だったが、ゴールデンウイーク後の商品入れ替え時期だったのか、公式販売サイトに軽量ノートパソコンがなく、10万円以上のゲーミングノートだけだった。パソコン工房のサイトも調べたが、持ち運びには向かないスペックのノートパソコンしかなく、五万円以上だった。近隣のパソコンショップを巡ってみたが、持ち運びに便利な軽量ノートパソコンはやはり見当たらなかった。思い余って、中古品の棚を見たら、何と、VF-AD4が置いてあった。一か月保証で14,000円程度だった。店員に状態を確認して、緊急でもあるし、購入を決めた。

中古で購入したVF-AD4だが、古いWidnows10バージョンだった。Windows Updateを実行したところ、Windows11へアップグレードは可能らしい。ぎりぎりまでWindows10で使うことにした。
この機種の購入は、少し後悔した。VH-AD3S proより使いにくい。最悪なのはキーボード。両手で打鍵していると、キー配置が微妙に右へずれたような感覚がする。方向キーが小さすぎて押しにくく、電源ボタンがdeleteとBackSpaceのすぐ近くにあって、間違って押してしまいそうだ。
液晶がVH-AD3LやVH-AD3S proと比べて画質が悪かった。処理速度が、電源管理の設定のせいかもしれないが、動作がもっさり感じることが多い。コンセント接続で使うつもりなので、CPUパフォーマンスを最大にしたいのだが、どこを直せばいいかよくわからない(後に、VF-AD4のCeleron N4000はデュアルコアだと知った。VH-AD3S proとVH-AD3Lはクアッドコア)。緊急で購入したものなので、仕方ないが、ドスパラがより使いやすい軽量ノートパソコンを、次に出してくれることを期待したい。それと持ち運び用に予備のACアダプターも購入した。VF-AD4はUSB Type-Cに変更されていて、より軽量になっていた。これだけは評価できる。購入したのは、以下の商品だ。

エレコム ノートPC用ACアダプター Type-C PD対応 45W ケーブル一体型 2m ブラック ACDC-PD0145BK

アマゾンから届いて、失敗したと思った。写真では分からなかったが、でかくて少し重い。アマゾンで検索したとき、「Amazonおすすめ」とあったのを考えもせず購入してしまった。コンセント接続部がVF-AD4用ACアダプターの1.5倍はあり、ケーブルも不必要に太い。「THE中国製」という言葉がそのまま当て嵌まる感じだ。利用には全く支障はなかったので、不満を言いたくはないが、写真とのイメージの違いが大きくて騙された気分だ。

(2023/6/6 追記)type-cアダプターが壊れた。抜け防止コンセントに刺したら、180度回転プラグが抜けなくなって、力いっぱい引っ張って、それでも抜けず、回転させたら、変な方向へ回ってしまった。その後、何とか抜くことはできたが、回転プラグをもとの位置へ戻せなくなり、プラグを溝へ収納できなくなった。おそらくだが、抜け防止コンセントはマグネットが内部にあって、アダプターの可動部に負担がかかっていて、さらに180度回転なので、コンセントの「抜け位置」の方向へ回そうとしても、アダプターの回転プラグが連動して動いて、「抜け位置」へプラグを移動させることができなかったようだ。エアポケットのような組み合わせの落とし穴だ。もしかしたらプラグを回転できないだけで使えるかもしれないが、内部の配線が断線しているかもしれず、ショートして火事になるのが困るので新しいものを買うことにした。これに懲りて、回転しないtype-cアダプターを購入した。接続部は小さめだし、問題なく使えている。

バッファロー PD 充電器 45W USB Type-C 収納式プラグ PSE技術基準適合 USB-IF PD認証品 GaN採用 Type-Cケーブル 付属 BSACPD4505BK

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VMware Playerユーザー限定 — 予想外にディスク領域が不足した時にチェックすべき点(Windowsホストの仮想環境でゲストOSとファイルコピーした際の一時領域)

VMware Playerで、Manjaro Linux XfceからManjaro Linux KDE Plasmaへ移行作業をした際、SSDの残りのディスク領域が30Gbyte以下になってしまい、警告が出た。具体的には、Xfceゲストのディスク領域内のファイルとフォルダを大量にコピーして、Windowsの適当なフォルダへopenVMtoolsの機能で貼り付けしていた途中に、エラーとなった。

SSDの空き領域が100Gbyte以上あったはずなので、ちょっとビックリした。「システム」の「ストレージ」で、ディスクのクリーンアップを行ったが、10Gbyte程度しか効果がなかった。ネットで検索すると、「VMware Player で仮想環境へファイルコピーした際の一時領域の場所」というトピックがあり、VMware Player でホストからゲストへファイルをコピーした際、一度ゲスト環境内(Winodowsホスト管理下)の一時領域にコピーされた後、目的のフォルダーへコピーされるという作業をするらしく、その際に一時的に保存された一時領域内のファイルはすぐには削除されないため、しばらく残ったままになるらしい。「大きいファイルをコピーしたときなどは急に仮想環境のディスク容量が減ってびっくりします。」とも書いてあった。まさに私のやっていた作業そのもので、そのトピックに書いてあった対処で解決することができた。

一時コピーに利用されるのは、Windowsの「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Temp\vmware-<ユーザー名>\VMwareDnD」という、ちょっと特殊なフォルダの中で、乱数のようなフォルダが作られ、このフォルダ内に1回のコピー対象がまとめて保存される。なぜだか理由は分からないが、クリーンアップの対象にはならないらしい。過去にコピーした分も全て削除したら、さらに80Gbyte以上余裕ができた。VMwareをインストールして、WindowsホストとゲストOSの間で頻繁にファイルをコピーしている人は試してみた方がいい。

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デスクトップ用メモリ CFD DDR4 3200 PC4-25600 8Gbyte D4U3200CS-8G

旅行にも行けず、ゴールデンウィークの長すぎる退屈を紛らわすために、ドスパラのデスクトップPCのRAMを増設した。
Lightning AH5は8Gbyteのメモリだが、Steamの無料体験ゲームの動作環境が12Gbyteだったためだ。Amazonを検索すると、DDR4 3200の8Gbyteが三千円以内で買えることがわかり、衝動的に購入してしまった。

シー・エフ・デー販売 CFD販売 CFD Standard デスクトップ用 メモリ DDR4 3200 (PC4-25600) 8GB×1枚 288pin DIMM 相性保証 D4U3200CS-8G

パソコンの蓋を外して、メインボードの奥まったところにあるソケットへ慎重に差し込み、表と裏が良く分からなかったので、接続端子の形状を確認しながら挿し込んだ。標準のDDR4メモリと違うメーカーのものだが、PC4-25600の規格は同じなので動作するはずだ。差し込む時に、ソケットの留め金がなかなか嵌らず、力を籠めても駄目だった。壊しそうだったので、少し頭を冷やして、メモリの基盤をソケットへ正確に水平にして力を均等に押し込むようにしたら、カチっという音がして、あっけなく嵌った。力尽くで挿し込んでいたら壊していたかもしれない。

モニタやキーボードを接続して電源を入れると、問題なく起動した。PCのプロパティで見ると、ちゃんと16Gbyteで認識していた。Steamの体験版ゲームをインストールして、速くはないがそれなりに動作しているようだったが、グラフィックボードが物凄い呻りを上げて、熱を放射していた。正式版のゲームだと、グラフィックボードを高性能にしないときついかもしれない。それでも気分的にパソコンが高速になったように感じるので、良しとしよう。

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